コロナ禍の中、色々大変な方もいるでしょう。
逆にコロナで商売繁盛されている方もいるでしょう。
ただ、全てに共通していることは、生身の人に会う機会が非常に少なくなってきたこと。
生身の人間に会う機会がなくなり、空気を読んで動いたり、察したりする能力?
が段々と低下してきました。
一人でいる時間も増えました。
周囲の目とか、体裁とかそのような世間体を気にする機会も減りました。
そのせい?おかげ?なのか、
自分の埋もれていた価値観が見えてきたような気がします。
この価値観が見えるっていうのにも弊害がありまして、
ちょっとわがままっぽくなってきたんですよね。
コロナ前までは、我慢できたことや、平気でやっていたことが
本当は嫌だったんだ!という事に気づいて、我慢できなくなったり。
今まで、押さえてきた感情や考えが、徐々に浮き彫りになってきて、
結局辿り着いた先、自分の価値観や、自分が好きだなって思うことは、
子供時代や、学生時代にありました。
表面的には歳は取っているのですが、
中身はあの頃のまんまなんですよね。
びっくりです。
好きな音楽、本、好きなこと。
ずっとやっても平気なこと。
今までどれだけ、騙し騙しで生きてきたか。
そのような事に気づいた人も、きっと一定数いるのではないでしょうか?
そう気付けた人はラッキーです。
今まで、平気だったことが、嫌になる。
一時的に不快感は感じれど、反対に自分の大事にしていた事に気づけたってこと。
人は死ぬ直前、「もっと冒険すればよかった」「自分に正直に生きればよかった」
「もっとふざけて生きればよかった」
そのような類のことを思うそうです。
死ぬ直前だと遅い。
輪廻転生はあるかもしれませんが、後世だと、「今」のことは忘れちゃってるから
遅い。
コロナのお陰?で、自分の人生思いっきり、今やらなきゃって思うことをやりたい。
そして、そういう姿はきっと今、もやもやしている人たちにも勇気を与えることができると思っています。
自分のやりたいことをやる。
それが周囲にも何かしらの良い影響を与える。
これが、今まで生かされていることなのかなーって思ったりもするのですが、
どうですかねー。
まぁ、デジタル化して気をつけなきゃなって思うことは、
画面の向こう側には、自分と同じ生身の人間がいるってことかしら。