人間の年齢に換算すると69歳になる我が家のわんこ。
まだまだ元気だ。
彼の楽しみは、朝晩の散歩とごはんの時間。
特に、散歩は大好きな時間。
30分程度の散歩では満足せず、帰りたくないと駄々をこねる。
しかし、本人のキモチとは裏腹に若いころのようにはいかない。
大好きな散歩も1時間を超えてくると、脚もフラフラ。
それでも本人は満足そうにしている。
体力の回復にも時間がかかるようになり、よく眠る。
数時間の外出から帰ると、母の帰宅には気づかず、スヤスヤと眠っている。
しばらくすると目覚めて、母が帰宅していることに驚き、しばし固まる。
30秒ほどで状況把握し、大喜び。
そんな老いの姿も可愛い。
足腰への負担軽減のため、ベッドを捨て、床でふとん生活。
お留守番中は母の枕で眠り、リラックスタイムも彼はベッドの上で過ごしたがるからだ。
夏は冷たいフローリングが好みな彼は、冬だけお布団に入ってきてくれる。
春には13歳半になる。
もう寿命といわれる年齢。
あと何年こうして過ごしていられるか。
居なくなるなんて想像もつかないけれど、今をこのヒトトキを楽しんでいきたい。
そんな愛する我が子は、今も母の布団のど真ん中で丸くなっている。