2020年3月10日火曜日

天気予報は春の嵐でしたがフィールソーグッドです


天気予報が「春の嵐になるもよう」と伝えていました。

ですね。

風も吹いています。

あがったかな。と思った矢先に大粒の雨。

そんな感じです。



凍えはしませんが、暖かさを実感できるほどではありません。

温度計を見ると、そこそこそれなりの温度です。

日差しがあれば、まったく違った体感温度になっていることでしょう。



今日は、こんな一日。

どんな一日も、次の季節に向かっての一日。

さらにそのさきにある

待ち遠しさを一瞬だけ感じつつ、やらなくちゃなという課題をまのあたりにしています。



今日の一曲は、リラックス感高揚感と『なんだかいいことありそう』な予感を漂わせている名曲「Feel So Good」です。






この曲を聴くと、土曜日の午後にドライブしている感覚になります。

うきうき感。

まだ火曜日ですが、夕方にリラックスしたいときはピッタリきます。

晴れていて夕暮れのオレンジが広がれば申し分ありませんが、雨でも似合うのが不思議。春の雨も透明感のある素敵な景色に思えてしまうのです。



nokia163さんによる写真ACからの写真


Feel So Good

チャック・マンジョーネ


1977年リリース
土曜日の午後のドライブ感覚というのは、「明日は休日だから今夜は思う存分楽しく自由に過ごせる」という開放感と「FMから流れてくる交通情報のBGMの心地良さ」が入り混じったものです。

リアルタイムで知っていたわけではないのですが、気がつくと身近にありました。トランペットとフリューゲルホルンの音色、心地良く刻まれるギターと時にダイナミックに叩きつけているドラム。ゆったりと安定して踊るようなベースライン。フュージョンという言葉を知らないまま、フュージョン音楽に触れていた頃のことです。おそらく学校のブラスバンド部の演奏で聴いて『すげえよかったよ!』とか感想を言ったときに、同級生か誰かがカセットテープを貸してくれたのが最初のきっかけだったかな。おぼろげな記憶です。


アルバム「FEEL SO GOOD」が素晴らしいのは当然ですが、貸してもらったカセットテープの編集が素晴らしかったのもラッキーだったと思います。「サンチェスの子どもたち」も入っていたので。当時は発売されていないベスト盤のようなものですね。誰かがいい感じに曲順を並べ替えたり、異なるバージョンをいれてくれたり、カセットテープを借りて聴くことそのものが刺激的でした。気に入ったからといって即買いできるほどお金はなかったしなあ。

交通情報のBGMは心地良いサウンドが多いので、それこそ自分には関係のない地域の渋滞や工事の情報と一緒に録音して聴いていたこともあります。



written by 水瀬次郎