2024年5月23日木曜日

「THIS TIME」うつろな影がクリアにTunUp!崎谷健次郎のリマスター "THIS TIME" TunUp with a clear shadow! Kenjiro Sakiya's remaster

 

 "THIS TIME" TunUp with a clear shadow! Kenjiro Sakiya's remaster 



THIS TIME
崎谷健次郎
from album Realism
"THIS TIME" Kenjiro Sakiya from album Realism


音が良くなったと絶賛されているのが、崎谷健次郎さんのリマスター盤です。
音響やミックスに関しては詳しくわかりませんが、ライブ感がビシビシ伝わってきます。
もちろん、私の中にある遠い日の「ライブ」の記憶も、とてつもなく補正を欠けているんだと思いますが、1980年代の「カタログのような音」とはあきらかに違いますね。つまり、同じ演奏のままでも、ミックスでこういうふうに変わるのか、という。
楽器を演奏している人なら、エフェクターが利きすぎている音よりも、シンプルで太い音のほうが迫力を感じるかもしれませんね。エフェクターや効果に頼り切らずに、音そのもので勝負しているからこそのダイナミックさ。
もちろん「THIS TIME」は、迫力ある演奏です。うつろな影までクリアに迫ってきます。
Kenjiro Sakiya's remastered version has been praised for its improved sound. I don't know the details about the sound and the mix, but the live feeling is transmitted. Of course, I think that the memory of the "live" of a distant day in me is tremendously lacking in correction, but it is clearly different from the "catalog-like sound" of the 1980s. In other words, does the mix change like this even if the performance remains the same? If you're playing an instrument, a simple, fat sound may be more powerful than a sound with too much effector. It's dynamic because it competes with the sound itself without relying on effectors and effects. Of course, "THIS TIME" is a powerful performance. Even the hollow shadows are approaching clear.

1988年の「Realism」と、2019年の「Realism Anthology」の間は、ワープが可能なのかというくらい、すんなりと馴染んでしまいます。すごすぎて馴染んでしまうのです。
違和感なく、より自然なサウンド。これこれ、こうだったよ、と知ったかぶりしたくなるほど。
以前は、二階席の後ろのほうで体験していたのが、いよいよ一階最前列で目の当たりにしている、そんな感じです。
音圧を感じます。
ドラムが、風圧かましてくれています。
久しぶりに何度もリピートしてしまいました。ここではない、あの空気がTurn Up しまくりです。
当時よりも、当時っぽい。なんていう表現は、意味不明かもしれませんが。
Between "Realism" in 1988 and "Realism Anthology" in 2019, it's easy to get used to as if warping is possible. It's so amazing that it gets used to it. A more natural sound without any discomfort. It makes me want to know that this was like this. I used to experience it behind the seats on the second floor, and now I'm witnessing it in the front row on the first floor. I feel the sound pressure. The drums are chewing on the wind pressure. I have repeated it many times after a long absence. That air, not here, is turning up. It's more like that time than it was then. The expression may not make sense.


【2024年5月加筆】 [Updated May 2024]

崎谷健次郎の音楽キャリアと「THIS TIME」の位置づけ

崎谷健次郎は、日本のシンガーソングライターであり、1980年代から活動を続けています。彼の音楽は、ポップ、ジャズ、R&Bなど多岐にわたり、その独特のメロディーと歌詞で多くのファンを魅了してきました。「THIS TIME」は、彼の代表作の一つであり、リリース当時から高い評価を受けていました。

リマスター版「THIS TIME」の特徴

2024年にリリースされたリマスター版「THIS TIME」は、最新の技術を駆使して音質が向上されています。オリジナルの魅力を損なうことなく、よりクリアで深みのあるサウンドが楽しめるようになっています。特に、崎谷健次郎のボーカルと楽器のバランスが見直され、より一層の臨場感が感じられる仕上がりとなっています。

リマスター版の制作背景

リマスター版の制作にあたっては、崎谷健次郎自身が監修を行い、オリジナルのテープを使用して細部にわたる調整が行われました。これにより、当時の録音技術では表現しきれなかった微細な音まで再現されています。また、リマスター版には未発表のボーナストラックも収録されており、ファンにとっては新たな発見となるでしょう。

最新アルバム「EVERLASTING - Cover Songs -」

2024年11月17日にリリースされる最新アルバム「EVERLASTING - Cover Songs -」も注目されています。このアルバムでは、70年代から80年代の名曲をカバーし、崎谷健次郎の独自のアレンジで蘇らせています。ボズ・スキャッグスやクリストファー・クロス、ビリー・ジョエルなどの楽曲が収録されており、懐かしさと新鮮さを同時に感じられる内容となっています12

ライブ情報と購入特典

リマスター版「THIS TIME」や最新アルバム「EVERLASTING - Cover Songs -」のリリースに合わせて、崎谷健次郎のライブツアーも予定されています。以下は主要な公演日程です:

  • 2024年11月17日:名古屋 MonaPetro
  • 2024年12月1日:大阪 Soap Opera Classics Umeda
  • 2024年12月8日:東京 六本木クラップス

ライブ会場でアルバムを購入すると、終演後のサイン会に参加できる特典もあります。また、インプレッション通販で購入すると、直筆サイン入りのアナザージャケットがプレゼントされます12

崎谷健次郎の今後の活動

崎谷健次郎は、今後も精力的に音楽活動を続ける予定です。新しい楽曲の制作やライブ活動を通じて、ファンとの交流を深めていくことでしょう。彼の公式サイトやSNSをフォローすることで、最新情報をいち早くキャッチできます。

まとめ

崎谷健次郎のリマスター版「THIS TIME」は、オリジナルの魅力をさらに引き出した作品です。最新アルバム「EVERLASTING - Cover Songs -」と合わせて、彼の音楽の幅広さと深さを再確認できるでしょう。今後の活動にも注目し、彼の音楽を楽しんでください。

1: 崎谷健次郎公式サイト 2: 崎谷健次郎オフィシャルブログ




written by 水瀬次郎

オリジナル投稿:2024年5月23日