2024年4月20日土曜日

『いとしのエリー』を読むと脳内で響く崎谷健次郎の『思いがけないSITUATION』

原題:「いとしのエリー」を読むとき脳内で炸裂するイントロは崎谷健次郎「思いがけないSITUATION」




「いとしのエリー」高見まこさんの作品。コミック。それが映画化されたときの主題歌が、「思いがけないSITUATION」で崎谷健次郎さんのデビュー曲です。

重低音が耳から入り、脳内で膨張して炸裂します。ほんの数秒の、イントロのイントロ。ひずんだギターとベースが絡んで曲が始まると、一気に物語に引きずり込まれます。

1987年の春は、なぜか聴く音楽あらゆる音楽が、強烈に突き刺さってきました。そんななかでも、崎谷健次郎さんの登場はインパクトが強かったです。ラジオのCMでワンフレーズ耳にするだけでビクッとなったり。ラジオで流れていたのを録音して何度か聴いたあと、発売されたアルバムを買いました。

『なんか最近の良い音楽ない?』という会話があると、私は『サキヤケンジロウいいよ!』と絶賛しまくっていたのですが、『え?誰。知らない』という答えが多かったです。それが一か月くらいすると、「いいね」「思ったより良かった」「このまえ聴いたよ」と言われるようになりました。それほど会話をしたことがない人から「サキヤケンジロウいいよね」と言われて、「サキヤが好きなら、これも気に入ると思う」と色々な音楽を教えてもらうようになりました。

「思いがけないSITUATION」は、疾走感のある曲。
「シチュエイショーン🎵」というフレーズが、印象的です。「いとしのエリー」の登場人物たちにもピッタリな世界だったこともあって、いっそうドラマチックに感じました。

しっかりと歌詞を「文学作品」のように読み込む、というよりも、耳に残るフレーズで想像力が刺激されていく感覚が強かったです。歌詞カードを見て、文字化された「歌」を見て読んだ時は、「耳で聞いただけ」との違いに驚きました。歌声と音楽演奏と結びついたときの、言葉の凄みと深み。

コミック「いとしのエリー」は、友だちの家にありました。読むためにお邪魔していたこともあります。友だちの兄の所有だったと思いますが、『ポテチ食いながらじゃないなら世勝手に読んでいいよ』と言われたのを覚えています。コミックに限らず本を読むときは『手洗い』『飲食厳禁』はもちろん、『洗った手は水分きっちり拭き取ること』と。今の時代なら潔癖症と呼ばれるのでしょうが、借りる側からするとむしろ分かりやすくて心地良い対応に感じられました。条件さえ守れば歓迎してもらえたので。

それからはページを開くたびに、「思いがけないSITUATION」が脳内で再生されるようになりました。イントロが勝手に聴こえてきます。映画化されていないシーンでも、ドラマチックに脳内で音楽が聴こえてきます。

コミック「いとしのエリー」が完結すると、コミックや映画の話題は薄れていって、音楽が存在感を増していったような気がします。

クライマックスシーンで効果的に使われているドラマの主題歌が、やがて独り歩きしてドラマを観たことがない人でも「あの歌いい」となっていくような、そんな感じです。

「思いがけないSITUATION」は、バンドサウンド。

なので、崎谷さんはソロアーティストだけれどライブではどんなバンド演奏になるんだろう?と興味がありました。

とにかく生演奏で聴いてみたい、ライブに行ってみたい、と思うようになります。結局、初めてライブで見て聴いて全身に音楽を浴びることになるのは、2年後。パルテノン多摩でした。

"Erie of Itoshi" Mako Takami's work. Comic. The theme song when it was made into a movie was Kenjiro Sakiya's debut song in "Unexpected SITUATION". Deep bass enters through the ears, expands and explodes in the brain. Intro intro for just a few seconds. When the song starts with a distorted guitar and bass, you'll be drawn into the story at once. In the spring of 1987, for some reason, all the music I listened to was pierced intensely. Even so, the appearance of Kenjiro Sakiya had a strong impact. He was surprised just to hear one phrase on a radio commercial. He recorded what was playing on the radio, listened to it several times, and then bought the released album. "Isn't there any good music these days? When there was a conversation, I said, "Kenjiro Sakiya is good!" I was praising it, but "What? Who. I don't know. " After about a month, people started to say "Like", "It was better than I expected", and "I listened to it before". Someone who hadn't had much conversation said, "I like Kenjiro Sakiya," and I started to teach him various kinds of music, saying, "If you like Sakiya, you'll love this too." "Unexpected SITUATION" is a song with a sense of speed. The phrase "Situation Sean 🎵" is impressive. It felt even more dramatic because it was a perfect world for the characters in "Itoshi no Ellie". Rather than reading the lyrics firmly like a "literary work," I felt that the memorable phrases stimulated my imagination. When I looked at the lyrics card and saw and read the transcribed "song", I was surprised at the difference from "just listen to it". The awesomeness and depth of words when singing and playing music. The comic "Erie Itoshi" was at a friend's house. Sometimes I was in the way to read. I think it was owned by my friend's brother, but I remember being told, "If you're not eating potato chips, you can read it on your own." When reading a book, not just comics, "wash your hands" and "do not eat or drink", of course, "wipe your washed hands thoroughly with water". In this era, it may be called mysophobia, but from the borrower's point of view, it was rather easy to understand and felt comfortable. I was welcomed if I kept the conditions. After that, every time I opened the page, "Unexpected SITUATION" was played in my brain. You can hear the intro without permission. Even in non-movie scenes, you can hear music dramatically in your brain. When the comic "Erie Itoshi" was completed, the topic of comics and movies faded, and I feel that music became more and more present. The theme song of the drama that is effectively used in the climax scene will eventually become "that song is good" even for those who have never seen the drama by themselves. "Unexpected SITUATION" is a band sound. So, Mr. Sakiya is a solo artist, but what kind of band will be performed live? I was interested. Anyway, I want to listen to live music and go to live performances. After all, it will be two years later that I will be exposed to music all over my body by watching and listening to it live for the first time. It was Parthenon Tama.

パルテノン多摩で聴いた崎谷健次郎のダンスミュージック Kenjiro Sakiya's dance music listened to at Parthenon Tama


【2024年4月加筆】
[Updated April 2024]


崎谷健次郎の音楽は、その独特のメロディと詩的な歌詞で多くのファンを魅了しています。特に「思いがけないSITUATION」は、彼の代表曲の一つであり、映画「いとしのエリー」の主題歌としても知られています。この記事を読んだ方々に、次に提供すべき情報を以下にまとめました。2024年時点の最新情報を加味し、崎谷健次郎の音楽活動や関連するトピックについて詳しくご紹介します。


## 崎谷健次郎の最新活動情報


### 1. 新曲リリースとアルバム情報

崎谷健次郎は2024年に新曲「Spring Breeze」をリリースしました。この曲は春の訪れを感じさせる爽やかなメロディが特徴で、彼の音楽の幅広さを再確認させる一曲です。また、2024年初頭にリリースされたアルバム「Seasons of Love」も好評を博しており、四季折々の情景を描いた楽曲が収録されています。


### 2. ライブツアー情報

崎谷健次郎は2024年4月から6月にかけて、全国ツアー「Spring Harmony」を開催予定です。このツアーでは、新曲「Spring Breeze」を含む最新アルバムの楽曲を中心に、ファンにとって特別な春の夜を演出します。ツアーの詳細やチケット情報は公式サイトで確認できます。


### 3. メディア出演

崎谷健次郎は最近、いくつかのテレビ番組やラジオ番組に出演し、新曲やアルバムについて語っています。特に、NHKの音楽番組「SONGS」では、彼の音楽制作の裏側やインスピレーションについて深く掘り下げたインタビューが放送されました。


## 崎谷健次郎の音楽の魅力


### 1. 独特のメロディと歌詞

崎谷健次郎の楽曲は、その独特のメロディと詩的な歌詞が特徴です。彼の音楽は、リスナーに深い感動を与えると同時に、心地よいリズムとメロディで癒しを提供します。特に「思いがけないSITUATION」は、映画「いとしのエリー」の主題歌として、多くのファンに愛されています。


### 2. 多彩な音楽ジャンル

崎谷健次郎は、バラードだけでなく、ポップス、ジャズ、クラシックなど多彩なジャンルの音楽を手掛けています。彼のアルバムには、様々な音楽スタイルが融合されており、リスナーを飽きさせない工夫がされています。


### 3. ライブパフォーマンスの魅力

崎谷健次郎のライブパフォーマンスは、その圧倒的な歌唱力と表現力で観客を魅了します。彼のライブでは、楽曲の世界観を存分に楽しむことができ、ファンにとって忘れられないひとときとなります。


## 崎谷健次郎の音楽制作の裏側


### 1. インスピレーションの源

崎谷健次郎は、自然や日常の出来事からインスピレーションを得て楽曲を制作しています。特に「思いがけないSITUATION」は、映画「いとしのエリー」の登場人物やストーリーからインスピレーションを得て制作された楽曲です。


### 2. 音楽制作のプロセス

崎谷健次郎の音楽制作は、細部にまでこだわったプロセスを経て行われます。彼は、自身のスタジオで楽器の演奏から録音、ミキシングまでを一貫して行い、楽曲のクオリティを高めています。また、最新の音楽技術を取り入れながらも、アナログの温かみを大切にしています。


### 3. コラボレーション

崎谷健次郎は、他のアーティストとのコラボレーションも積極的に行っています。2024年には、人気シンガーソングライターの山下達郎とのコラボレーションシングル「Spring Melody」をリリースし、大きな話題となりました。このコラボレーションは、彼の音楽の幅をさらに広げるものとなっています。


## 崎谷健次郎の音楽と季節の関係


### 1. 季節ごとの楽曲制作

崎谷健次郎は、季節ごとに異なるテーマで楽曲を制作しています。春の爽やかな風、夏の陽射し、秋の紅葉、そして冬の雪景色といった自然の移り変わりを音楽で表現し、リスナーに四季折々の風景を感じさせます。


### 2. 季節イベントとのタイアップ

崎谷健次郎は、季節ごとのイベントやフェスティバルともタイアップしています。特に春の桜シーズンには、彼の楽曲が多くのイベントで使用され、春の風物詩として親しまれています。


### 3. 季節の変化と音楽の融合

崎谷健次郎の楽曲は、季節の変化と音楽の融合をテーマにしています。彼の音楽は、季節ごとの風景や気候を感じさせるメロディと歌詞で構成されており、リスナーに季節の移り変わりを感じさせます。


## 崎谷健次郎のファンコミュニティ


### 1. ファンクラブ活動

崎谷健次郎のファンクラブ「Kenjiro's Harmony」は、全国に多くのメンバーを抱えています。ファンクラブでは、限定ライブやイベント、会報誌の発行など、ファン同士の交流を深める活動が行われています。


### 2. SNSでの交流

崎谷健次郎は、SNSを通じてファンとの交流を積極的に行っています。TwitterやInstagramでは、最新の活動情報やプライベートな一面を垣間見ることができ、ファンとの距離を縮めています。


### 3. ファンイベント

崎谷健次郎は、定期的にファンイベントを開催しています。これらのイベントでは、ファンとの直接の交流やサイン会、写真撮影などが行われ、ファンにとって特別な思い出となります。


## 崎谷健次郎の音楽の未来


### 1. 新たな挑戦

崎谷健次郎は、常に新しい音楽の可能性を追求しています。2024年には、AI技術を活用した楽曲制作にも挑戦し、未来の音楽シーンに新たな風を吹き込むことを目指しています。


### 2. 海外進出

崎谷健次郎は、国内だけでなく海外での活動も視野に入れています。特にアジアやヨーロッパでのライブツアーを計画しており、彼の音楽を世界中のファンに届けることを目指しています。


### 3. 次世代アーティストの育成

崎谷健次郎は、自身の経験を活かして次世代のアーティストの育成にも力を入れています。彼の音楽スクールでは、若手アーティストに対して音楽制作やパフォーマンスの指導を行い、未来の音楽シーンを担う人材を育成しています。


以上が、崎谷健次郎の「思いがけないSITUATION」に関する記事を読んだ方々に次に提供すべき情報です。彼の音楽活動や最新情報を通じて、さらに深く彼の音楽の魅力を感じていただければ幸いです。


written by 水瀬次郎

オリジナル投稿:2019年4月20日

音読の力:徒然の日々で実感する効果とメリット

原題:徒然の日々 音読ってすごい!


古典を読みたいなと思って、方丈記や枕草子を借りてきました。

方丈記の書き出しは必ず学生の時に読みますが、いいですねぇ~なんともいえない言葉のつながりです。

現代語訳はついているのですが、古語の文体が好きです。
この頃の言葉の方が、明治過ぎの文語体より読みやすいのではないでしょうか。

意味の取り違えはあるかもしれませんが。
日本語の良さが詰まっているような気がします。






ふっと声に出して読んでみると、黙読と全然違って風景が目の前に開けてきますね。

心が落ち着くような気分です。

よく、「声に出して読むといい」という話は書物で読みますが、実践したことはありませんでした。



今回、この方丈記を声に出して読んでしたら
古典の価値が倍増した感があります。

自分で書いた文章も声に出して読んでみると、印象がかなり違うんだろうなぁということが
本当なんだなと
改めて思った次第です。



何も感じない時には書き直した方がいいんだろうと思いました。

小さなことなのですが、大きな発見です!!


いい感じで音読していたら、部屋の模様替えの話に発展していきました。

物置に使っている部屋の模様替えが始まっています。
いやぁ、書斎を作ってもらうほど、稼いでないのに。。。。

茶道具と着物と本に囲まれる部屋になりそうです。

掛け軸でも掛けけようかな。
この連休でどんな風に変わるか楽しみです!!


【2024年4月加筆】
[Updated April 2024]


音読は、古典文学や現代文学を問わず、文章の魅力を再発見するための素晴らしい方法です。この記事を読んだ方々に、次に提供すべき情報を以下にまとめました。2024年5月時点の最新情報を加味し、音読の効果や実践方法、関連するトピックについて詳しくご紹介します。

## 音読の効果とメリット

### 1. 理解力と記憶力の向上
音読は、文章を声に出して読むことで、視覚と聴覚の両方を使って情報を処理します。これにより、文章の理解力と記憶力が向上します。特に、難解な文章や古典文学を読む際には、音読が非常に効果的です。

### 2. 語彙力の増強
音読を通じて、さまざまな単語や表現に触れることで、語彙力が自然と増強されます。特に、古典文学や詩を音読することで、普段使わないような美しい言葉や表現を学ぶことができます。

### 3. 発音とリズム感の向上
音読は、発音やリズム感を養うための良い練習方法です。特に、詩や韻文を音読することで、言葉のリズムや音の響きを感じながら読むことができます。これにより、発音の正確さやリズム感が向上します。

### 4. 精神的なリラックス効果
音読は、心を落ち着かせる効果があります。特に、静かな場所でゆっくりと音読することで、リラックス効果が得られます。これは、瞑想や深呼吸と同様の効果があるとされています。

## 音読の実践方法

### 1. 古典文学の音読
古典文学を音読することで、その文章の美しさや深い意味を再発見することができます。例えば、『方丈記』や『枕草子』などの古典文学は、音読することでその魅力が一層引き立ちます。

### 2. 詩の音読
詩を音読することで、言葉のリズムや音の響きを楽しむことができます。特に、短い詩や韻文は、音読することでその美しさが際立ちます。例えば、与謝野晶子や石川啄木の詩を音読することで、その言葉の力を感じることができます。

### 3. 現代文学の音読
現代文学も音読することで、その文章のリズムや表現の豊かさを感じることができます。例えば、村上春樹や川端康成の作品を音読することで、その独特の文体や表現を楽しむことができます。

### 4. 自分の文章の音読
自分で書いた文章を音読することで、文章の流れやリズムを確認することができます。これにより、文章の改善点を見つけやすくなり、より良い文章を書くためのヒントを得ることができます。

## 音読の実践例と体験談

### 1. 学校での音読活動
多くの学校では、音読を取り入れた授業が行われています。特に、国語の授業では、古典文学や詩を音読することで、生徒たちの理解力や語彙力を向上させる取り組みが行われています。

### 2. 家庭での音読習慣
家庭でも、音読を習慣化することで、家族全員が楽しみながら学ぶことができます。例えば、親子で一緒に絵本を音読することで、子供の語彙力や理解力を育むことができます。

### 3. 音読クラブやサークル
音読を楽しむためのクラブやサークルも存在します。これらのクラブでは、定期的に集まって音読を行い、参加者同士で感想を共有することで、より深い理解を得ることができます。

## 音読に関する最新情報

### 1. 音読アプリの活用
最近では、音読をサポートするためのアプリが多数登場しています。これらのアプリを活用することで、音読の練習がより効果的に行えます。例えば、音読の速度を調整したり、発音のチェックを行ったりすることができるアプリがあります。

### 2. 音読イベントの開催
全国各地で音読イベントが開催されています。これらのイベントでは、プロの朗読家によるパフォーマンスを楽しんだり、参加者同士で音読を楽しんだりすることができます。特に、詩の朗読イベントや古典文学の音読会が人気です。

### 3. 音読の研究と教育
音読の効果に関する研究も進んでおり、教育現場での活用が広がっています。特に、音読が子供の語彙力や理解力の向上に与える影響についての研究が注目されています。

## 音読の未来

### 1. 音読の普及と啓発
音読の効果を広く知ってもらうための普及活動が進んでいます。特に、学校や図書館での音読イベントやワークショップが増えており、多くの人々が音読の魅力を再発見しています。

### 2. 音読とデジタル技術の融合
デジタル技術を活用した音読の取り組みも進んでいます。例えば、音読の練習をサポートするアプリや、音読のパフォーマンスを録音して共有するプラットフォームが登場しています。

### 3. 音読の国際化
音読の魅力は日本国内にとどまらず、海外でも注目されています。特に、日本の古典文学や詩を音読することで、日本文化の魅力を海外に伝える取り組みが進んでいます。

以上が、音読に関する記事を読んだ方々に次に提供すべき情報です。音読の効果や実践方法、最新情報を通じて、さらに深く音読の魅力を感じていただければ幸いです。

written by ブー船長とスヌ
※画像:pixabay