2024年12月28日土曜日

ディスクジョッキーの日と聞いて思い浮かんだもの

原題:ディスクジョッキーの日と聞いて思い浮かんだもの


12月28日は「ディスクジョッキーの日」です。

ディスクジョッキーすなわちDJ

すぐに思い浮かんだのは、映画「グッドモーニングベトナム」のワンシーン。おはようございます。

ぐっときます。 
ラジオと言えば、私にとっては『なにか新曲、いい曲ないかな』という情報源のひとつになっていました。
ラジオは布団のなかに持ち込んでこっそり聞けるのも良かったです。防災用のラジオをイヤホンで聞いてました。オールナイトニッポンはオープニングからわくわくします。
 DJというと、選曲が命というか、本当に『うわ、この曲なに、いい! うわ、次のもいいっていうかつなぎかたが神!!』っていう状況に直面すると興奮します。知っている曲でも『音色が違って聴こえる』なんていう現象もありますよね。
実際にアレンジが違ったり、そもそもバージョンが異なっていることもあるんですが。
私にとって超身近な存在で今なお鮮烈に記憶に残っているのが、HNV渋谷店のDJブースです。
いまかけてるのコレ』みたいにCDを立てかけて見せてくれるスタイル。かなり夢中になって聴いていました。1991年前後から1993年頃、特に。
ラジオよりも早く確実に『好きになる曲を知るチャンス』でした。その当時は、とにかく時間があってもなくても街にでかけていたので、誰かと一緒でもひとりでもなにをしていても新鮮で面白かったような気がします。なにするわけでもなくCDショップに入って視聴コーナーを見て、DJが何をかけているのかチェックする、するとイントロからの一目ぼれ状態だとか、視界の色が変わってしまった体験とか、あれはもうなんというか素晴らしすぎます。六本木のWAVEでも同様の体験ができました。なつかしい。音に「色」を感じる瞬間ですね。
2020年の年末、いまDJといえばアニメ「D4DJ」がクールです。しおひがりたー、わけわかめなーい。人が人に出会っていく過程で、音楽が重要な役割をさりげなく果たしているのって、やっぱりいいな。

   

あらためて、ディスクジョッキーの日について少し思いをめぐらせてみました。


DJについて学べるのは、なんといっても「とんかつDJアゲ太朗」ですね!
DJまわりの『用語』は、徹底的に学べます。ていうか、今聴いてもジュワーっとキテ心地良いです。CHILLOUT。
   

冬の冷たくて透き通った空気のなかにいると、クールな音色が心にしみます。


【2024年12月加筆】
[Updated December 2024]


#### 1. ディスクジョッキーの歴史

ディスクジョッキー(DJ)の歴史は、ラジオ放送の黎明期に遡ります。最初のDJとされるのは、アメリカのラジオパーソナリティ、アラン・フリードです。彼は1950年代にロックンロールを広める役割を果たし、若者文化に大きな影響を与えました。日本では、1954年に糸居五郎氏が初めてラジオでDJとして活動を始めましたの由来とは?【まとめ ...](https://saizi100.com/kinenbi/12/discjockeynohi)。

#### 2. DJの役割と技術

DJの役割は、単に音楽をかけるだけではありません。彼らは選曲、ミキシング、スクラッチングなどの技術を駆使して、リスナーや観客に一貫した音楽体験を提供します。選曲は、リスナーの気分やイベントの雰囲気に合わせて行われ、ミキシングは異なる曲をシームレスに繋げる技術です。スクラッチングは、レコードを手で操作して音を出す技術で、ヒップホップ文化の中で特に重要な役割を果たしています。

#### 3. 現代のDJ文化

現代のDJ文化は、クラブやフェスティバルだけでなく、インターネットやソーシャルメディアを通じて広がっています。YouTubeやTwitchなどのプラットフォームでは、DJがライブストリーミングを行い、世界中のリスナーとリアルタイムで繋がることができます。また、SpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスを利用して、自分のプレイリストを共有することも一般的です。

#### 4. 有名なDJとその影響

世界的に有名なDJには、デヴィッド・ゲッタ、カルヴィン・ハリス、ティエストなどがいます。彼らは、エレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)の普及に大きく貢献し、世界中のクラブやフェスティバルでパフォーマンスを行っています。日本でも、DJ KOOや中田ヤスタカなどが有名で、国内外で活躍しています。

#### 5. DJの機材と技術の進化

DJの機材は、アナログのレコードプレーヤーからデジタルのコントローラーやソフトウェアへと進化してきました。現代のDJは、SeratoやTraktorなどのソフトウェアを使用して、デジタル音源をミキシングし、エフェクトを加えることができます。また、PioneerやNumarkなどのメーカーが提供する最新の機材を使用することで、より高度なパフォーマンスが可能となっています。

#### 6. DJの教育とキャリアパス

DJになるための教育機関やオンラインコースも増えてきています。例えば、Point Blank Music SchoolやDubspotなどの学校では、プロフェッショナルなDJ技術を学ぶことができます。また、YouTubeやUdemyなどのオンラインプラットフォームでも、多くのチュートリアルやコースが提供されています。これにより、初心者でも手軽にDJの技術を習得することができます。

#### 7. DJ文化の未来

DJ文化は、テクノロジーの進化とともにさらに発展していくでしょう。AIを活用した自動ミキシングや、VRを使ったバーチャルクラブなど、新しい技術が次々と登場しています。これにより、DJのパフォーマンスはますます多様化し、リスナーに新しい体験を提供することができるでしょう。

#### 8. DJイベントとフェスティバル

世界中で開催されるDJイベントやフェスティバルも、DJ文化の重要な一部です。例えば、アメリカの「ウルトラ・ミュージック・フェスティバル」やベルギーの「トゥモローランド」は、毎年多くの観客を集める大規模なイベントです。日本でも、「ウルトラ・ジャパン」や「サマーソニック」などのフェスティバルが開催され、多くのDJが参加しています。

#### 9. DJと社会貢献

多くのDJは、音楽を通じて社会貢献活動にも取り組んでいます。例えば、チャリティーイベントを開催したり、収益の一部を寄付するなどの活動を行っています。これにより、音楽を通じて社会に貢献することができるのです。

#### 10. DJの未来像

未来のDJは、さらに多様なスキルを持ち、テクノロジーを駆使して新しい音楽体験を提供する存在となるでしょう。AIやVR、ARなどの技術を活用することで、これまでにないパフォーマンスが可能となり、リスナーに新しい驚きと感動を与えることができるでしょう。

### まとめ

ディスクジョッキーの日の記事を読んだ方々には、DJの歴史や役割、現代のDJ文化について知ることで、DJの魅力をより深く理解していただけるでしょう。DJは、単なる音楽の再生者ではなく、リスナーや観客に一貫した音楽体験を提供するアーティストです。これからもDJ文化は進化し続け、新しい音楽体験を提供し続けることでしょう。

written by 水瀬次郎
オリジナル投稿:2020年12月28日