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2025年7月24日木曜日

日本ワイン140年の歴史!牛久シャトーが日本遺産に選ばれた理由と魅力を解説

原題:【牛久シャトー】日本遺産になりました「日本ワイン140年史・国産ブドウで醸造する和文化の結晶」 



日本遺産になりました。
最初、このニュースを見たときに『世界遺産?』と思ってしまいましたが、日本遺産です。
日本遺産。
あらためて「日本遺産とは?」と、しばし考えましたが、それはそれ。
「牛久シャトー」の建物が日本遺産になったというよりも、「日本ワイン140年史 国産ブドウで醸造する和文化の結晶という物語が日本遺産になったというニュアンスでしょうか。
文化庁の管轄です。

【公式サイトなどはこちらへ】

認定された一覧表を見ると、「~物語」という感じが多いのがわかります。


また今度ゆっくりと出かけてみようと思います。

【牛久の記事よかったらこちらもぜひどうぞ】


【2025年7月加筆】
[Updated Jul 2025]

1. 日本ワイン140年史と牛久シャトーの歩み

「牛久シャトー」は、明治36年(1903年)に神谷伝兵衛によって建設され、日本初の本格的ワイン醸造場としてその名を刻みました[^7^][^8^]。茨城県牛久市に位置するこの施設は、建築自体が国の重要文化財に指定されており、ワイン文化の発展において特筆すべき役割を果たしてきました[^8^][^9^]。

  • 日本ワイン140年史のストーリー: 「日本ワイン140年史~国産ブドウで醸造する和文化の結晶~」として日本遺産に登録されている背景には、日本ワインがどのように地元の自然や文化と調和して発展してきたかを伝える狙いがあります[^6^]。

2. 2025年7月時点の最新取り組み

牛久シャトーでは、日本ワインに関する教育や体験型プログラムが新たに展開されています。

  • ワインアカデミー開講: 2025年8月24日より「日本遺産日本ワイン140年史ワインアカデミー」がスタートします。このプログラムでは、専門家がブドウの栽培方法、ワイン醸造の技術、さらに文化的背景までを深く解説する講座を提供します[^6^][^9^]。
    • 受講スタイル: 対面参加とオンライン受講の両方が用意され、多忙な方にも対応可能。
    • 講師陣: 国内外で著名な専門家が参加し、講義内容はテイスティングや実技を含む多岐にわたる内容です[^7^][^8^]。

3. 牛久シャトー観光ガイド

牛久シャトーを訪れる際の楽しみ方を提案します。

  • 施設見学: 赤レンガ造りの醸造所や貯蔵庫、これらは歴史を肌で感じることができる貴重な観光スポットです。
  • グルメ体験: シャトー内のレストランでは、地元産の新鮮な食材を使用した料理や、牛久シャトー醸造のワインが楽しめます。
  • 季節限定イベント: 夏季にはビール祭りやワインフェアなどが開催され、観光客にとって特別な体験の場となります[^10^]。

4. 日本ワイン文化の未来

ワイン文化の継承と未来への展望を読者に伝えることで、より深い関心を喚起します。

  • 地域との連携: 茨城県や山梨県が協力し、観光資源としての価値を高める取り組みを強化しています[^8^]。
  • 持続可能性: ワイン産業における環境への配慮や、地元農業との共生がますます注目されています。

5. 他の関連スポットの紹介

牛久シャトー以外にも、日本ワイン文化を感じられる場所を紹介します。

  • 山梨県甲州市の「まるき葡萄酒」: 現存する日本最古のワイナリーとして、牛久シャトーと共に日本ワイン140年史を支えています。
  • 全国のワイナリーツアー: 山梨県、長野県、北海道など、日本全国に点在するワイナリーを巡る旅は、ワイン愛好家にとって魅力的な選択肢です。

6. 参加者の声を反映した未来の提案

これらの情報を基にして読者が自分の興味を深め、新たな行動を起こすきっかけとなることを目指します。また、アカデミーやイベントに参加した体験を共有することで、次回の訪問者や受講者に具体的なイメージを提供できます。




written by 水瀬次郎
オリジナル投稿:2020年7月24日

2024年7月8日月曜日

石斧の読み方と3万年前を思わせる航海で与那国島へ  How to read a stone ax and a voyage reminiscent of 30,000 years ago to Yonakunijima

スギの木を丸ごと使った丸木舟
 石斧で彫って舟にしました。
 2018年の夏に、プロジェクトは動いていた模様。
A log boat made from whole cedar trees. I carved it with a stone ax and made it into a boat. It seems that the project was working in the summer of 2018.


太い杉の木も、石斧だけで切り倒したようです。
It seems that the thick cedar tree was cut down only with a stone ax.



石斧だけで彫ることができたようです。
It seems that it was possible to carve with only a stone ax.





台湾から与那国島へ
From Taiwan to Yonakunijima


丸木舟は、台湾から与那国島へ。
黒潮を超えるルートです。
 『もうまもなく到着する予定』とニュースで語っています。
Maruki boat from Taiwan to Yonakunijima. It is a route that crosses the Kuroshio. "We will arrive soon," he said in the news.



丸木舟は、スギの木の女神ということで、「スギメ」という名前で呼ばれています。
Marukifune is called "Sugime" because it is the goddess of Sugi tree.







航海は成功!
The voyage was successful!







 「石斧」の読み方は?
How to read "stone ax"?


「石斧」と書いて、なんて読むのかな~
(*'ω'*)いしおのでしょ?
って思ってました。
が!
テレビでは石斧せきふとルビが振られていました。
ひとつの単語としてなら石斧いしおのと読んでも違和感ないですが、
 「磨製石斧」
 「打製石斧」
 という単語は石斧せきふと読んだほうが自然ですね。
 「磨製石斧ませいせきふ
 「打製石斧だせいせきふ
せきふ(*'ω'*)
知りませんでした(*'ω'*)
What do you read by writing "stone ax"? (*'ω' *) Isn't it Ishio? This is what I thought. But! A stone ax and ruby were being shaken on the TV. If it's one word, it doesn't feel strange to read it as Ishioshino. "Made stone ax" "Stone ax" It's more natural to read the word "Sekifu". "Maseki stone ax" "Strike stone ax" Sekifu (*'ω' *) I didn't know (*'ω' *)

【2024年7月加筆】 [Updated Jul 2024] 

石斧の読み方と3万年前を思わせる航海で与那国島へ

石斧(せきふ)とは、石を加工して作られた斧のことです。石斧は、旧石器時代から縄文時代にかけて、木の伐採や土の掘削、農耕用具として広く使用されました。石斧には、縦斧(たておの)と横斧(よこおの)の2種類があり、縦斧は刃が柄と平行に取り付けられ、横斧は刃と柄が直交するように取り付けられています。

3万年前の航海と与那国島への旅

3万年前、人類は原始的な技術を駆使して海を渡り、新たな土地を探索しました。特に、台湾から与那国島への航海は、その時代の技術と知識を駆使した壮大な冒険でした。

この航海は、当時の材料と道具を用いて再現されました。例えば、丸木舟は杉の大木を石斧で切り倒し、くり抜いて作られました。このプロジェクトは、2013年から2019年にかけて行われ、台湾から与那国島までの約200キロメートルの航海が成功しました。

航海の準備と挑戦

航海の準備には、多くの専門家や冒険家が参加しました。彼らは、古代の技術を再現するために、石斧を使って杉の木を切り倒し、丸木舟を作りました。この過程では、石斧の使い方や木の選び方、舟の形状など、多くの知識と技術が必要とされました。

航海中は、風や星の位置を頼りに進みました。現代のコンパスや地図を使わず、自然の中にあるサインを読み取ることで、目的地である与那国島を目指しました。この航海は、当時の人々がどのようにして新たな土地を発見し、移住していったのかを理解するための重要な実験でした。

航海の成果と意義

この航海の成功は、3万年前の人類が持っていた技術と知識の高さを証明するものでした。彼らは、限られた道具と材料を使って、困難な海を越えることができました。この実験は、当時の人々がどのようにして新たな土地を発見し、移住していったのかを理解するための重要な手がかりとなりました。

また、この航海は、現代の私たちにとっても多くの教訓を与えてくれます。自然の中にあるサインを読み取り、限られた資源を最大限に活用することの重要性を再認識させてくれました。このような実験を通じて、私たちは過去の人々の知恵と技術を学び、未来に生かしていくことができます。

まとめ

石斧の読み方と3万年前を思わせる航海で与那国島へというテーマは、古代の技術と知識を現代に再現し、理解するための重要な手がかりとなります。石斧の使い方や航海の準備、実際の航海の過程を通じて、当時の人々がどのようにして新たな土地を発見し、移住していったのかを理解することができます。

このような実験を通じて、私たちは過去の人々の知恵と技術を学び、未来に生かしていくことができます。石斧の読み方や3万年前の航海についての理解を深めることで、私たちはより豊かな知識と視点を持つことができるでしょう。


written by 水瀬次郎

オリジナル投稿:2019年7月8日

2024年6月20日木曜日

偽史と偽書にも歴史があるんですね!東日流外三郡誌  Pseudohistory and forged documents also have history! Tsugarusotosangun magazine 

 

Pseudohistory and forged documents also have history! Tsugarusotosangun magazine 



先日、NHKで放送された、
ダークサイドミステリー「“怪しい歴史”禁断の魔力 あなたもだまされる!?」
を見ました。
The other day, it was broadcast on NHK,
Dark Side Mystery "" Mysterious History "Forbidden Magical Power You Are Also Deceived !?"
I saw.







偽史。
偽造書?
ラノベで書けば良かったのに。
フィクションを楽しむという前提で、ファンタジー小説にしておけばいいのに。
と思ってしまうのでした。
ちょっと「ムー」みたいだなと感じてしまい、楽しかったです。
東日流外三郡誌つがるそとさんぐんしは初めて知りました。
falsified history.
Counterfeit book?
I wish I had written it in a light novel.
I wish I had made it a fantasy novel on the premise of enjoying fiction.
I thought.
I felt it was a bit like "Mu" and it was fun.
I've never heard of Tsugarusotosangunshi, a magazine from Tsugarusotosangun.






冷静に考えてみると、私の中にも「歴史の異説に好奇心が刺激される」ことは多々あります。
「富士王朝」や、滅亡したといわれていながら「○○家は存続していた」などのエピソードは好きな話です。
いろいろありますね。
When I think about it calmly, there are many things in me that "curiosity is stimulated by the myths of history."
I like episodes such as "Fuji Dynasty" and "The XX family survived" even though it was said to have been destroyed.
There are various things.

【2024年6月加筆】
[Updated Jun 2024]


日本の偽書として、東日流外三郡誌が有名なのは既に述べましたが、最近解説本が出版された偽書もあります。
椿井文書(サブタイトル:日本最大級の偽文書)が2020年の3月に出版されております。著者の馬場隆弘さんによると、国学者椿井政隆(1770~1837)の創作が数百点に上り、現在の史跡の指定にも影響しているとのことです。

As mentioned above, Tonichiryugai Sangunshi is a famous Japanese forgery, but there is also a forgery that has recently had an explanatory book published. The Tsubakii Documents (subtitle: Japan's Largest Forgery) was published in March 2020. According to the author, Baba Takahiro, the creations of the Japanese classics scholar Tsubakii Masataka (1770-1837) number in the hundreds, and they have even influenced the current designation of historic sites.


偽史と偽書の定義

偽史とは、歴史的事実を歪めたり捏造したりして作られた歴史のことを指します。これには、政治的、宗教的、または個人的な目的で意図的に作られたものが含まれます。偽書は、歴史的な文書や書物を偽造したもので、しばしば古文書や古典文学の形をとります。これらは、歴史的な信憑性を持たせるために、古い時代の書式や言葉遣いを模倣して作られます1

東日流外三郡誌の概要

「東日流外三郡誌」(つがるそとさんぐんし)は、青森県五所川原市の和田喜八郎が1970年代に発見したとされる古文書です。この文書は、古代の東北地方に独自の文化圏を持つ国家が存在したことを示す内容で、特に津軽地方に焦点を当てています1。しかし、その内容には多くの矛盾や不自然さがあり、学界では偽書とされています2

偽書の歴史と影響

古代から中世

偽書の歴史は古代にまで遡ります。例えば、古代エジプトやギリシャでは、神話や伝説を基にした偽書が存在しました。中世ヨーロッパでは、宗教的な目的で偽書が作られることが多く、特に聖遺物や聖人伝に関する偽書が広まりました1

近代から現代

近代に入ると、偽書は政治的なプロパガンダやナショナリズムの道具として利用されることが増えました。例えば、19世紀のフランスでは、ナポレオン時代の偽書が作られ、彼の業績を誇張するために利用されました。現代でも、インターネットの普及により、偽書や偽情報が拡散しやすくなっています1

東日流外三郡誌の真偽論争

「東日流外三郡誌」は、その発見当初から真偽を巡る論争が続いています。和田喜八郎が発見したとされる文書は、内容や筆跡、発見状況などから偽書であるとする証拠が多くあります2。例えば、文書中に現れる言葉遣いや用語が近代のものであること、発見状況が不自然であることなどが挙げられます2

最新の研究と発見

2024年6月には、「東日流外三郡誌」に関する新たな研究が発表されました。この研究では、文書の紙質やインクの成分分析が行われ、現代の材料が使用されていることが確認されました3。また、和田喜八郎の手元から出た他の文書との比較も行われ、筆跡が一致することが再確認されました3

偽書の影響と対策

偽書は、歴史的な事実を歪めるだけでなく、社会や文化にも大きな影響を与えます。例えば、偽書が広まることで誤った歴史認識が定着し、偏見や差別を助長することがあります1。そのため、偽書の存在を見抜くための歴史学的なリテラシーが重要です。

偽書の見分け方

偽書を見分けるためには、以下のポイントに注意することが重要です:

  1. 文書の出所:文書がどこで、どのように発見されたかを確認します。不自然な発見状況や曖昧な出所は、偽書の可能性を示唆します2
  2. 内容の整合性:文書の内容が他の歴史的事実と矛盾していないかを確認します。特に、使用されている用語や言葉遣いがその時代に適しているかをチェックします2
  3. 物理的な分析:紙質やインクの成分分析を行い、文書が本当に古いものであるかを確認します3

まとめ

「東日流外三郡誌」は、偽書の典型例として多くの研究者によって分析されてきました。2024年6月の最新研究でも、その偽書性が再確認されました。偽書は歴史を歪めるだけでなく、社会や文化にも影響を与えるため、その存在を見抜くためのリテラシーが求められます。今後も、偽書に対する研究と対策が進むことが期待されます。

1: Wikipedia - 東日流外三郡誌 2: Wikiwand - 東日流外三郡誌 3: Value Press - 東日流外三郡誌


written by 水瀬次郎

オリジナル投稿:2019年6月20日