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2025年9月10日水曜日

新型コロナ回復記録|療養期間短縮で自由の身!その後の生活に起きたこと

原題:新型コロナ闘病記・・・自宅療養解除


先のブログでも書きましたが、8/31(水)にコロナ発症したものの2日後の9/2(金)には解熱しました。


あとはひらすら保健所から指示があった9/10(土)まで隔離生活をやり過ごすのみ。
ただ、これが結構大変。というか、ヒマ

仕事は在宅勤務でこなしていたものの、終業しても部屋から出れないからやることがなかなかない。
ならばと、遅い時間まで仕事してたというひねくれた状態でした。

ですが、保健所からショートメッセージで、

療養期間等の見直しが9月7日から適用となりました。
昨日解熱剤を飲まずに解熱しており、呼吸器症状が悪化していなければ昨日で療養は終了し本日から療養解除となります。
解熱していない・・・・・・

という文面が9/8(木)11:20に届き、前倒しで療養解除となりました。
やった、自由の身!!

いまのところ後遺症らしきものはなく。
ただ、自宅療養中の1週間は部屋からほとんど出ていない=動いていない=体重増加ががが・・・

【2025年9月加筆】
[Updated Sep 2025]

新型コロナ闘病後に知っておきたい最新情報(2025年9月版)

1. 回復後の注意点:後遺症は“ない”と思っても油断禁物

療養解除後に「後遺症はない」と感じていても、数週間〜数ヶ月後に症状が現れるケースがあります。2025年現在、以下のような症状が「罹患後症状(いわゆるロングコロナ)」として報告されています。

  • 慢性的な疲労感
  • 集中力の低下(ブレインフォグ)
  • 味覚・嗅覚障害
  • 動悸・息切れ
  • 睡眠障害
  • 胃腸症状(下痢・腹痛)

特にNB.1.8.1株(通称:ニンバス株)では、風邪に似た軽症で済む一方、後遺症の発生率が一定数あると報告されています[^21^]。

✅ 対策ポイント

  • 疲れやすさが続く場合は無理せず休養を
  • 3週間以上症状が続く場合は「後遺症外来」など専門医に相談
  • 睡眠・食事・軽い運動で免疫力を整える

2. 2025年の主流株と症状傾向

2025年9月現在、日本国内で主流となっているのはNB.1.8.1株(ニンバス)[^21^]。症状は以下のような傾向があります。

  • 潜伏期間:2〜4日(最大7日)
  • 初期症状:喉の痛み、発熱、倦怠感
  • 進行症状:咳、鼻水、下痢、胸部不快感
  • 回復期間:軽症なら7〜10日、重症化リスクは低いが油断は禁物

✅ 見分け方のヒント

風邪との違いが分かりにくく、味覚・嗅覚障害の頻度は減少傾向。そのため「ただの風邪」と思い込んで受診が遅れるケースも増えています。


3. ワクチン最新情報:2025年度版

2025年9月、日本感染症学会などから新型コロナワクチンの定期接種に関する見解が発表されました[^23^]。

💉 対象者

  • 65歳以上の高齢者
  • 60〜64歳で心臓・腎臓・呼吸器疾患のある方

💉 今年のワクチン

  • LP.8.1株・XEC株対応の新型ワクチン
  • ファイザー社製「コミナティ®」が主流
  • インフルエンザワクチンとの同時接種も可能

✅ 接種のメリット

  • 発症率・入院リスクの大幅減少(長崎大学の研究結果)
  • 後遺症(ロングコロナ)のリスク低減
  • 安全性は国内外の研究で確認済み

4. 社会的対応と療養ルールの変化

2023年5月以降、新型コロナは5類感染症に分類され、法的な外出制限はなくなりました。ただし、企業や自治体によって独自の療養ルールがある場合も。

✅ 2025年現在の療養ガイドライン(目安)

  • 発症後 5日間は外出を控える(感染力が強いため)
  • 解熱後24時間以上経過し、呼吸器症状が改善していれば解除可能
  • マスク着用は任意だが、混雑する場所では推奨

5. 再感染と予防対策

NB.1.8.1株は感染力が強く、免疫回避性も高いため、再感染の報告も増えています。

✅ 再感染を防ぐために

  • 手洗い・手指消毒の徹底
  • 体調不良時は無理に外出しない
  • 必要に応じてマスク着用
  • ワクチン接種で重症化リスクを下げる

6. 自宅療養中の過ごし方と回復後の生活リズム

ブログ記事にもあるように、自宅療養中の「ヒマさ」や運動不足は意外と大きな問題です。体重増加や生活リズムの乱れは、回復後の体調に影響します。

✅ おすすめの過ごし方

  • 軽いストレッチや室内ウォーキング
  • オンラインでの交流や趣味活動
  • 食事は消化に良いものを中心に
  • 睡眠時間を一定に保つ

7. まとめ:回復後こそ「次の一手」を

新型コロナは2025年現在も完全に終息したわけではありません。療養解除後も、後遺症・再感染・社会的対応など、知っておくべきことは多くあります。

🌿 回復後の「次の一手」

  • 自分の体調を丁寧に観察する
  • 必要に応じて医療機関へ相談
  • ワクチン接種を検討する
  • 社会的ルールや職場の対応を確認する
  • 心身のリズムを整える生活を意識する
オリジナル投稿:2022年9月10日

2025年9月4日木曜日

【実録】新型コロナ闘病記|発症から回復までの全記録と後遺症のリアル

原題:新型コロナ闘病記・・・何かの参考になれば

  


8/31(水)
起床時、頭痛、のどが痛い。
熱を測る ⇒ 36.9℃
 →「うわー、微熱やけど、コロナじゃないの証明するのに病院行かないかんやん」
・出社から在宅勤務に変更する旨を上司に連絡。

9:00
・病院に電話。
 →「熱が36.9℃で頭痛、のどの痛みがあるんですけど、どうしたらいいですか?」
  →いろいろと問診
   「10:00に車で来られたらそのまま車の中で待機していてください」

10:00
・病院着。
・完全防護の事務職さんが車に来られて窓を開けて受け付け。
 →先生と看護師さんが来られて抗原検査
  ⇒結果:陽性「コロナです」
  →「は?」
   会社に連絡。
   →わたし:「コロナでした」
    上司 :「あら」

昼過ぎ
・保健所から電話。
 →氏名・年齢・住所・現在の状況等を聞かれる。
  今日を発症日として、
   わたしは9/10(土)まで自宅療養
   同居家族は濃厚接触者として9/5(月)まで自宅待機(買い物など少しの外出は可)
  を言い渡される。

・保健所からショートメールが届く。
 →新型コロナ健康状態入力フォーム『My HER-SYS』に朝夜の状態を入力依頼あり。

・子どもたちの学校に連絡。
 →子どもたち強制下校。9/5(月)まで休み。
  →わたし:「自分で教科書進めててもいいんだよ」
   子どもたち:「えーーーーーー」

わたし:自分の部屋に隔離。

夕方
・保健所からオキシパルスメーター貸出品が届く。
・普通に定時まで在宅勤務して終業。

症状:36.9℃、飽和酸素濃度97、頭痛、のどが痛い


9/1(木)
症状:37.2℃、飽和酸素濃度96、頭痛が前日より重い、のどの痛み悪化。
夜中のどが痛くて眠れず。頭痛は寝不足も原因?
 →上司に今日は休む旨を連絡。

日中
・保健所からMy HER-SYSを基に症状確認の電話あり。
・ひたすらNOBEL『はちみつきんかんのど飴』をなめる。

症状:37.0℃、飽和酸素濃度96、頭痛はいくらか軽く、のど飴でのどの痛みは緩和。


9/2(金)
症状:36.6、飽和酸素濃度97、頭痛なし、のどの痛みなし。
普通に在宅勤務開始。

日中
・保健所からMy HER-SYSを基に症状確認の電話あり。
 →「体調いかがでしょうか?」
  「なんか、もう大丈夫です」
  「大丈夫そうなので、次は最終日の9/10(土)に連絡しますね」

夕方
・定時で終業。
症状:36.5℃、飽和酸素濃度98、頭痛なし、のどの痛みなし。
 ⇒コロナ闘病終了

**************************************

どこでもらったかわかりませんが、新型コロナに罹患してしまいました。
ですが、モデルナワクチン3回接種していた効果か、のどは痛かったけどひどい発熱などには至らず、通常運転に戻りました。
病院でもらった解熱剤は使わず、のどの痛みものど飴だけで解消。頼りになるぞ『はちみつきんかんのど飴』。

友人からは、子どもが保育園でもらってきて家庭内感染し、子どもは発症翌日にはけろっとしてたけど友人は高熱が5日間続いている最中と聞いていたけど、そのようなことにはならず。
家庭内感染しないように、わたしは徹底して部屋に引きこもり、トイレに行くときにドアノブなど触った個所は自分でアルコール除菌、風呂もわたしが一番最後、のように家族と接触しない・痕跡を残さないを徹底しました。
いまのところ家族に症状は見られず。

ということで、2日間でコロナ闘病は終了したのですが、保健所指示の自宅療養期間9/10(土)までは隔離継続。
・・・・・・インフルエンザに罹って学校休ませられたものの、当人は元気、だけど外に出られない小学生状態(苦笑。
いや、まぁ、来週普通に在宅勤務するけどさぁ。

【2025年9月加筆】
[Updated Sep 2025]

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する最新情報と今後の備え(2025年9月版)

はじめに

2020年初頭から世界を揺るがした新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2023年に「5類感染症」へと移行した後も、感染の波を繰り返しながら私たちの生活に影響を与え続けています。2025年夏現在、日本国内では再び感染者数が増加傾向にあり、特に若年層や高齢者を中心に注意が必要な状況です[1]

本稿では、闘病記を読んだ方が次に知っておくべき情報として、最新の感染状況、流行株、ワクチン、治療法、後遺症(Long COVID)、そして今後の備えについて、厚生労働省や専門機関の発表をもとにわかりやすく解説します。


1. 現在の感染状況と流行株

2025年8月末時点で、全国的に感染者数は増加傾向にあり、特に都市部や若年層での報告が目立っています。最新の定点報告では、愛媛県など一部地域で注意報レベル(定点当たり患者報告数が10人以上)に達しており、学校再開による集団生活の影響も懸念されています[2]

現在主流となっている変異株は以下の通りです:

  • KP.3(オミクロン系統の派生株)
  • JN.1
  • NB.1.8.1(XDV.1由来)

これらの株は感染力が非常に強く、インフルエンザに近い症状を呈する一方で、重症化リスクは比較的低いとされています[1]


2. ワクチンの最新情報と接種推奨

2025年秋から冬にかけての定期接種では、以下の対象者に対して新型コロナワクチンの接種が推奨されています[3]

  • 65歳以上の高齢者
  • 基礎疾患(糖尿病、慢性肺疾患、がんなど)を持つ方
  • 医療・介護従事者
  • 妊婦

現在使用されているワクチンは、JN.1やKP.2、LP.8.1などの流行株に対応した単価ワクチンで、インフルエンザワクチンと同様に「定期接種(B類疾病)」として位置づけられています。費用は自治体によって異なりますが、自己負担が発生する場合もあるため、事前に確認が必要です。


3. 治療法と自宅療養のポイント

軽症~中等症の治療には以下の抗ウイルス薬が使用されています[1]

  • パキロビッド(Paxlovid):高リスク群に推奨、発症から5日以内に服用
  • ラゲブリオ(Lagevrio):経口薬、代替薬として使用
  • レムデシビル(Remdesivir):入院患者向けの点滴薬

自宅療養の場合は以下の点に注意しましょう:

  • 発症から5日間は感染力が強いため、家族との接触を極力避ける
  • 水分補給と十分な休息を確保
  • 呼吸困難や高熱が続く場合は再受診を検討

4. 後遺症(Long COVID)への理解と対策

WHOはLong COVIDを「感染後少なくとも2か月以上持続し、他の疾患では説明できない症状」と定義しています。日本国内でも感染者の約10~20%に発症するとされており、以下のような症状が報告されています[4]

  • 慢性疲労
  • ブレインフォグ(思考力の低下)
  • 呼吸困難
  • 筋力低下
  • 集中力の低下

特に高齢者では、日常生活に支障をきたすレベルの症状が長期化するケースもあり、早期の診断とリハビリ支援が重要です。


5. 感染予防の基本と今後の備え

感染予防の基本は、今も変わらず以下の対策が有効です[4]

  • 手洗い・手指消毒の徹底
  • マスク着用(特に混雑した屋内空間では高性能マスク推奨)
  • 換気の良い環境の確保
  • 「3密(密閉・密集・密接)」の回避
  • 体調不良時の外出自粛

また、感染が疑われる場合は速やかに検査を受け、必要に応じて医療機関に相談しましょう。


6. 社会的対応と医療体制の変化

2023年5月の「5類感染症」移行以降、政府の対応は「特別な対策」から「通常の医療体制」へと移行しています。これにより、以下のような変化が生じています[4]

  • 医療費の公費支援は終了し、自己負担が発生
  • ワクチン接種は定期接種として自治体ごとに実施
  • 医療機関での対応が通常化(全国約8200施設で診療可能)

このような状況下では、個人の判断と行動がより重要になります。


7. 小児・若年層への影響と対応

小児においても感染が増加しており、特に以下の点が懸念されています[5]

  • 感染後の腎障害リスク
  • 発達への影響(パンデミックによる社会的孤立)
  • 学校生活への支障(登校困難、睡眠障害など)

小児科医会では、子どもへの感染予防と心理的支援の重要性を強調しており、家庭や学校での理解と協力が求められます。


8. 今後の見通しと個人ができること

SARS-CoV-2には明確な季節性がなく、今後も予測困難な流行が続くと考えられています。WHOは継続的な監視と柔軟な対応体制の構築を各国に求めており、日本でも「感染症危機管理統括庁」が中心となって次のパンデミックへの備えを進めています[4]

個人としては、以下の行動が推奨されます:

  • 最新情報の確認(厚労省、自治体、医療機関など)
  • ワクチン接種の検討(特に高リスク群)
  • 体調管理と感染予防の継続
  • 周囲への配慮と協力

おわりに

新型コロナウイルスとの共存は今後も続きますが、正しい知識と冷静な行動によって、私たちは自分自身と大切な人を守ることができます。闘病記を読んで共感された方も、ぜひこの情報を参考に、今後の備えを整えていただければ幸いです。

ご自身やご家族の状況に応じて、かかりつけ医や自治体の相談窓口を活用しながら、安心して日常を過ごせるようにしていきましょう。


References

オリジナル投稿:2022年9月4日