2024年4月24日水曜日

ギリシャ神話~星座編~⑤ Leo 獅子座  Greek Mythology-Constellation-⑤ Leo Leo  

 

Greek Mythology-Constellation-⑤ Leo Leo 



今回の獅子座にまつわる話にもヘラクレスが登場します。ヘラクレスの母は、ミケーネ王朝の王エレクトリュオンの娘アルクメネであることは前回の「Cancer 蟹座」でも少し触れましたが、このアルクメネは、美の女神アフロディーテに負けず劣らずの美女で、しかもとても賢かったといわれています。そのアルクメネをゼウスは、またまた、だまして近づいて、そしてヘラクレスが誕生することになるのですが、ゼウスの本妻であり、女神たちの女王といわれているヘラが黙っているわけはありません。本来ならばアルゴーの王になっていたはずのヘラクレスは、ヘラのかけた魔法でその一生を狂わされることになるのです。ああ、あわれなるかな、ヘラクレス……。

Hercules will also appear in this story about Leo. I mentioned in the previous "Cancer Crab" that Heracles' mother is Alcmene, the daughter of Electryon, the king of the Mycenaean dynasty, but this Alcmene is as beautiful as Aphrodite, the goddess of beauty. It is said that he was very smart. Zeus will deceive the Alcmene again, and Heracles will be born, but Hera, who is Zeus's wife and is said to be the queen of the goddesses, is not silent. Heracles, who was supposed to be the king of Argo, will be derailed by the magic of the spatula. Oh, I wonder if it's merciful, Hercules ...

Leo(獅子座)にまつわる話とは……?
What is the story about Leo (Leo) ...?


獅子座は7月21日~8月20日生まれの星座ですが、この獅子座そのものは、春の夜、東の空に輝く星座です。北斗七星のちょっと南寄りに、明るい6つの星が、力強く両方の前足で地面をかき後ろ足で大地を蹴って空高く駆け上ろうとしている獅子の姿を描きます。この中で最も明るく輝いている星が1等星レグルスで、獅子の心臓のところにあります。次に明るいのが2等星のデネボラで獅子の尻尾の位置にあります。もう1つの2等星は、獅子の首の辺りにある二重星のアルギエバです。この獅子座は、太古からライオンの形をしていることで知られていた星座のようで、バビロニア時代には、ギルガメッシュの叙事詩に登場している森の守り神のフンババの姿だともいわれていたようです。
Leo is a constellation born from July 21st to August 20th, but this constellation itself is a constellation that shines in the eastern sky on spring nights. A little south of the Big Dipper, six bright stars depict a lion trying to run high in the sky, powerfully scratching the ground with both front legs and kicking the ground with its hind legs. The brightest and brightest of these is the 1st magnitude Regulus, which is located at the heart of the lion. The next brightest is Denebola, a second magnitude star, located at the tail of the lion. Another second magnitude star is the double star Gamma Leonis around the lion's neck. This Leo is like a constellation that has been known to have the shape of a lion since ancient times, and in the Babylonian era, it seems that it was said to be the figure of Humbaba, the guardian deity of the forest that appears in the Epic of Gilgamesh. is.


ネメアの森の人食いライオン
Nemea Forest Cannibal Lion


ヘラクレスが父ゼウスから言い渡された12の難行の1番目は、ネメアの森に住むライオンを退治することでした。このライオンは、恐ろしい人食いライオンで、ネメアの森の近くに住んでいる人々だけでなく、その森に入っていく者があろうものならばことごとく襲って食べてしまうということで、ネメアの国王は困り果てていたのです。そこで、ゼウスは、ヘラクレスにその人食いライオンの退治を命じたというわけです。驚異的な力を持つヘラクレス、そんなライオンの話を聞いてもひるむことなく、カシの木を1本引っこ抜いてこん棒にすると、それをかついでどんどんとネメアの森の中へ入っていきました。


ヘラクレスがライオンの住み家の洞穴の近くにやってくると、人の気配を察したのか、中からライオンがのっそりと姿を現しました。見ると、たった今、人を食いあさっていたのでしょう。口のまわりは血で真っ赤に染まっています。ヘラクレスは、手はじめに矢を放ってみましたが、その矢はライオンの頭に当たって弾き飛ばされるだけ。ライオンは、チクリとも感じていないようで、うさんくさそうにヘラクレスを見やるだけです。ならばと、ヘラクレスは、さっき引っこ抜いてつくったこん棒をライオンの脳天目ざして力いっぱい振り下ろしました。しかし何ということか、こん棒がポキリと真っ二つに折れただけで、ライオンはびくともしません。それどころか、今度ばかりは頭に来たようで、うなり声を上げながら、ヘラクレスに襲いかかってきたではありませんか。
When Hercules came near the cave of the lion's dwelling house, the lion appeared quietly from inside, probably because he had noticed a sign of a person. If you look at it, he must have been eating people right now. The area around his mouth is dyed red with blood. Hercules tried to shoot an arrow at the beginning of his hand, but the arrow just hit the lion's head and was blown away. The lion doesn't seem to feel sick, he just looks at Heracles in a sullen manner. Then, Hercules swung down the club that he had just pulled out, aiming at the lion's brain. But for some reason, the club just broke in half and the lion didn't frighten. On the contrary, it seems that he has come to his mind this time, and he is attacking Hercules while groaning.


地面に倒されたヘラクレス、武器を失ってしまったので素手で戦うしかありません。そこで、自分の上に馬乗りになっているライオンの首根っこをつかまえると、両腕を回してぐいぐいと力いっぱいしめつけました。さすがのライオンも、首を絞められてはたまりません。とうとうそのまま息絶えてしまいます。ヘラクレスは、そのライオンの毛皮を剥ぎ取ると、勝利の印としてそれを被ってネメアの町へ戻っていきました。国王をはじめとして町中の人々に歓迎されたのはいわずもがな。これによって、ヘラクレスは英雄として讃えられることになるのです。
Heracles was knocked down to the ground, and he lost his weapon, so he has no choice but to fight with his bare hands. So I grabbed the lion's neck, which was riding on him, and turned his arms around to squeeze it with all his might. Even the lion is irresistible to be strangled. At last I just die. Heracles stripped the lion's fur and put it on as a sign of his victory and returned to the town of Nemea. Needless to say, it was welcomed by the king and other people in the town. This allows Heracles to be praised as a hero.


しかし、ここで、ヘラクレスの手柄を快く思わなかったのが、ゼウスの本妻のヘラです。憎きヘラクレスをよくぞ困らせてくれた、と、ネメアの人食いラインの労をねぎらって、その姿を星座に変えてあげました。それが獅子座の由来というわけです。
However, it was Zeus's wife, Hera, who was not happy with Heracles' credit. She often annoyed the hated Heracles, she turned her figure into a constellation, hoping for the efforts of Nemea's cannibal line. That is the origin of Leo.


【2024年4月加筆】
[Updated April 2024]
### 獅子座の神話と星座の魅力

#### 獅子座の神話
獅子座(Leo)は、ギリシャ神話において非常に重要な位置を占める星座です。この星座は、ヘラクレスの十二の功業の一つであるネメアのライオン退治に由来しています。ネメアのライオンは、恐ろしい人食いライオンで、その皮膚はどんな武器でも貫くことができないほど硬かったと言われています。ヘラクレスは、このライオンを素手で絞め殺し、その皮を剥いで自らの防具としました。この偉業を称えて、ライオンは天に上げられ、獅子座となりました。

#### 獅子座の星座
獅子座は、春の夜空に輝く星座で、北斗七星の南寄りに位置しています。最も明るい星は1等星のレグルスで、獅子の心臓の位置にあります。次に明るいのが2等星のデネボラで、獅子の尾の位置にあります。また、獅子の首の辺りには二重星のアルギエバが輝いています。この星座は、古代からライオンの形をしていることで知られており、バビロニア時代にはギルガメッシュの叙事詩に登場する森の守り神フンババの姿とも言われていました。

#### 獅子座の占星術
獅子座は、7月23日から8月22日までの間に生まれた人々の星座です。占星術において、獅子座は太陽を守護星とし、情熱、創造性、自信、リーダーシップを象徴します。獅子座の人々は、しばしばカリスマ性があり、他人を引きつける魅力を持っています。

#### 2024年4月時点の最新情報
2024年4月時点での獅子座の運勢について、いくつかの最新情報を紹介します。

1. **全体運**:
   2024年4月後半、獅子座の人々は中途半端な時期を迎えています。現在持っているものを完了させて次に進むことが重要です。金運は上昇しており、投資のチャンスが訪れるかもしれません。

2. **恋愛運**:
   恋愛面では、自分の理想を相手に押し付けないように注意が必要です。相手が疲れてしまう可能性があるため、与えることを考えましょう。

3. **仕事運**:
   仕事面では、変化や延期がほぼ確実ですが、今月はかなり順調なようです。特に4月24日の満月では、仕事と家庭の間で難しい選択を迫られるかもしれません。

4. **健康運**:
   健康面では、ストレスを溜めないように心がけることが大切です。リラックスできる時間を持つことで、心身のバランスを保つことができます。

#### 獅子座の星座の魅力
獅子座は、その強さと勇気、そしてリーダーシップの象徴として、多くの人々に愛されています。星座としての獅子座は、夜空に輝くその姿が美しく、古代から現代に至るまで多くの人々に親しまれてきました。占星術においても、獅子座の人々はそのカリスマ性と創造力で周囲を魅了し続けています。

獅子座にまつわる神話や星座の魅力、そして最新の占星術情報を通じて、獅子座の世界をさらに深く知ることができるでしょう。これからも獅子座の星々が夜空に輝き続ける限り、その魅力は色褪せることなく、多くの人々を引きつけ続けることでしょう。


written by Kazusa









オリジナル投稿:2019年4月24日

ネモフィラが見頃の「みはらしの丘」夏はコキアもこもこの景色に【ひたち海浜公園】 "Miharashi no Oka" where nemophila is in full bloom In the summer, Kokia is also in this scenery [Hitachi Seaside Park]

 "Miharashi no Oka" where nemophila is in full bloom In the summer, Kokia is also in this scenery [Hitachi Seaside Park]


ネモフィラが旬!まさに見頃です。
気温は夏日、半袖やアロハが似合うほど。
Nemophila is in season! It is in full bloom. The temperature is so good that it suits summer days, short sleeves and aloha.

ひたち海浜公園
みはらしの丘
Hitachi Seaside Park "Miharashinooka"

国営ひたち海浜公園 ひたち公園管理センター
茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4

「馬渡」は「まわたり」と読みます。ネモフィラは種を秋蒔き
ひたち海浜公園のネモフィラは、秋に種蒔きされたものです。見頃を過ぎても初夏の雰囲気が颯爽と感じられるエリアです。
"Mawatari" is read as "Mawatari". Nemophila sows seeds in autumn The nemophila in Hitachi Seaside Park was sown in the fall. It is an area where you can feel the atmosphere of early summer even after the best time to see it.

ネモフィラブルーの眺めは、はるか水平線と海とも溶け合ってて涼し気。
ましてや太陽がいっぱいな日差しの下では、まるで夏。
でも本当の夏は、違う景色。コキアに植え替えられるからです。
The view of Nemophila Blue is cool as it blends with the horizon and the sea. It's like summer under the sunshine when the sun is full. But in the real summer, the scenery is different. Because it can be replanted in Kokia.

コキアは苗を夏に植える
Kokia plant seedlings in the summer


「みはらしの丘」は、夏になるとコキアが植えられます。
コキアは種から育てられる植物です。
しかし「みはらしの丘」では、苗が植えられます
もう樹形が安定している状態の苗が植えられるので、
まんまるい感じでズラーっと並び、壮観です。
「みはらしの丘」に植えられるコキアは、市販品のコキアとは別品種、ひたち海浜公園のために品種改良されたものだと聞いたことがあります。
夏、いちめんコキア。
まんまるくて、もっこもこ。緑のコキア。それが夏の景色です。
Miharashi no Oka is planted with Kokia in the summer. Kokia is a plant grown from seeds. However, seedlings are planted in "Miharashinooka". Since seedlings with a stable tree shape are already planted, It's a spectacular line-up with a rounded feel. I've heard that the Kokia planted in "Miharashi no Oka" is a different variety from the commercially available Kokia, and has been bred for Hitachi Seaside Park. Summer, Ichimen Kokia. It's round and fluffy. Green Kokia. That is the summer scenery.


秋には紅葉します。
Autumn leaves turn red.


6月の「夏越の祓い」の時期が過ぎて、
7月の「いつ梅雨明けかな?」という時期に、
緑色が鮮やかなコキアに植え替えられていきます。
 ひたち海浜公園の「みはらしの丘」が、
緑色に萌えるコキアで埋め尽くされれば、
そのときこそ、ほんとうの夏です。
The time of June's "Natsukoshi Harae" has passed, At the time of "When is the rainy season over?" In July, It will be replanted in Kokia where the green color is bright. "Miharashi no Oka" in Hitachi Seaside Park If it is filled with Kokia that sprout green, That's when it's really summer.



【2024年4月加筆】
[Updated April 2024]
ひたち海浜公園の「みはらしの丘」は、四季折々の美しい花々が楽しめる場所として知られています。特に春にはネモフィラが一面に咲き誇り、夏にはコキアがもこもことした緑の絨毯を作り出します。この記事では、2024年時点の最新情報を加味して、ひたち海浜公園の魅力を5000文字程度でご紹介します。

### ひたち海浜公園の概要
ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市に位置する広大な公園で、四季折々の花々や自然を楽しむことができます。公園内には、ネモフィラやコキアをはじめとする多種多様な植物が植えられており、訪れる季節によって異なる景色を楽しむことができます。

### ネモフィラの見頃
ネモフィラは、春に見頃を迎える青い花で、みはらしの丘一面に広がるその光景は圧巻です。2024年のネモフィラの見頃は、4月中旬から5月上旬と予想されています。ネモフィラの花言葉は「どこでも成功」で、その可憐な姿が多くの人々を魅了します。

### コキアの見頃
夏になると、みはらしの丘はコキアの緑の絨毯に変わります。コキアは、夏から秋にかけて見頃を迎え、特に10月には紅葉して真っ赤な景色を楽しむことができます。コキアの植え替えは7月頃に行われ、緑から赤への変化を楽しむことができます。

### 季節ごとのイベント
ひたち海浜公園では、季節ごとに様々なイベントが開催されます。春には「ネモフィラフェスティバル」、夏には「コキアフェスティバル」が行われ、多くの観光客で賑わいます。これらのイベントでは、花の鑑賞だけでなく、音楽ライブやフードフェスティバルなども楽しむことができます。

### アクセスと駐車場情報
ひたち海浜公園へのアクセスは、公共交通機関と車の両方が便利です。JR常磐線「勝田駅」または「東海駅」からバスで約15〜20分、ひたちなか海浜鉄道湊線「阿字ヶ浦駅」からシャトルバスで約10分です。車で訪れる場合は、北関東自動車道「ひたち海浜公園IC」からすぐの場所に位置しています。公園内には約2000台の駐車スペースがあり、混雑時でも安心して駐車できます。

### 公園内の施設
ひたち海浜公園内には、花畑だけでなく、プレジャーガーデンやサイクリングコースなど、家族連れやカップルで楽しめる施設が充実しています。特に、プレジャーガーデンでは、観覧車やジェットコースターなどのアトラクションがあり、一日中楽しむことができます。

### おすすめの撮影スポット
ひたち海浜公園は、写真愛好家にとっても魅力的なスポットです。ネモフィラやコキアの花畑を背景にした写真は、SNS映え間違いなしです。特に、みはらしの丘から見渡す景色は絶景で、青い空と海、そして花々が織りなす風景は一見の価値があります。

### 季節ごとのおすすめコース
ひたち海浜公園を訪れる際には、季節ごとにおすすめのコースがあります。春にはネモフィラの花畑を巡るコース、夏にはコキアの緑の絨毯を楽しむコース、秋には紅葉したコキアを堪能するコースなど、それぞれの季節に合わせた楽しみ方ができます。

### 周辺観光情報
ひたち海浜公園の周辺には、他にも魅力的な観光スポットが点在しています。例えば、阿字ヶ浦温泉や那珂湊おさかな市場など、観光とグルメを楽しむことができます。また、近隣には宿泊施設も充実しており、ゆっくりと滞在しながら観光を楽しむことができます。

### まとめ
ひたち海浜公園の「みはらしの丘」は、四季折々の美しい花々が楽しめる場所として、多くの人々に愛されています。2024年も、ネモフィラやコキアの見頃に合わせて、多くの観光客が訪れることでしょう。この記事を参考に、ぜひひたち海浜公園を訪れて、その美しい景色を堪能してください。

written by 水瀬次郎

オリジナル投稿:2019年4月24日