2020年8月7日金曜日

ジェームス・ディーンのようにいちばんキラめいていた時期があるだろ



つい他人の言うことが気になったり、思うようにいかないなと足踏みしていることが多くても、むちゃくちゃキラめいている時間があるもの。

本人が否定しようが、キラメキそのものはどうしようもなく存在します。光を放つようなものなので、形ではないから残しようもないし証明しようもないけれど、確かに存在しているもの。

さんざん時間が過ぎ去った後で、自分で自分に気づくのなら、それはそれでさいわいかな。今の自分が、過去の自分に対して、あの頃はキラめいていたんだなと。

失ってから気づくというより、なにも失ってなどいないです。むしろ気づいたときが始まりです。なんの始まりかは、わからないけど。






Johnnyの「ジェームス・ディーンのように」は、1分30秒の「ほとんど一瞬」のような時間が、「とてつもなく永遠」に感じられるくらいにイカした曲です。

「ロック」と「ロックンロール」の違いとか、正確な音楽ジャンルはわかりませんが、いいものはいいとだけわかります。


ラジオから流れてきていたヒット曲の中でも、「ジェームス・ディーンのように」が始まるときの期待と高揚は別格です。

おいでかもーン♪ と、ゆっくり呼びかけてからのテレレレレ♪

ギター弾きながらのダンス、あれはツイストなのかロックンロールなのか、よくわからなかったけれど、まねしてました。うん、わからないことだらけだったけど、毎日おもしろくて新発見ばかりで、夢のような現実でした。思春期というかティーンエイジャーというか、中二病でもいいです、まぎれもなくいちばんキラめいていた時期!と言い切ってしまおっかな。

ほんの一時期、数年間。一瞬のような時間かもしれないけれど、充分すぎる長さにも思えるので、名曲と出会えるだけでも毎日の充実度があがるんだなと実感します。


いいものはいい。

いまもいいけど、あの頃のキラめいていた何か。最高。







いつだってナイスデー!
written by 水瀬次郎



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