2026年1月6日火曜日

億万長者」4年連続増で3.8万人へ!所得1億円超が急増する背景と、加速する「格差社会」の正体


国税庁の統計から明らかになった「億万長者(所得1億円超え)」の急増。物価高にあえぐ一般庶民とは対照的に、富裕層がその資産を爆発的に増やしている現状があります。

掲示板などで議論されている「格差の真相」や「税制の歪み」を交えながら、今の日本で何が起きているのかを詳しく解説します。


1. 国税庁発表:所得1億円超の「億万長者」が3.8万人に倍増した事実

「所得1億円」は年収?それとも資産?データの定義を解説

今回話題となっている「3.8万人」という数字は、保有している「資産額」ではなく、1年間に得た「所得(稼ぎ)」を指します。

確定申告をした約2,336万人の中で、給与や事業利益、株・不動産の売却益などを合算して1億円を超えた人がこれだけ存在するという驚きの結果です。

10年間で2倍に!2.5万人から3.8万人へと増え続ける高額所得者

2014年分では1.7万人だった1億円超えの層は、この10年間で約2.2倍にまで膨れ上がりました。特にここ4年は連続して増加しており、日本国内で「1億円プレイヤー」が全く珍しくない存在になりつつあります。

「億万長者」の区分:2億円、5億円超えの層はどれくらいいるのか

3.8万人の内訳を見ると、以下の通りです。

  • 1億円超〜2億円以下: 2.5万人

  • 2億円超〜5億円以下: 0.9万人

  • 5億円超: 0.4万人

    この数パーセントの「超富裕層」が、日本の富の多くを独占している現状が浮き彫りになっています。


2. なぜ「億万長者」は増え続けているのか?追い風となった3つの要因

1. 過去最高の株高と新NISAの影響:資産運用による「譲渡所得」の爆発

最大の要因は、近年の歴史的な株高です。高額所得者の所得構成を見ると、働いて得る「給与」よりも、株の売却益などの「譲渡所得」が占める割合が圧倒的に高いのが特徴です。

2. 不動産価格の高騰:都心マンションバブルが産んだ億単位の利益

東京都心を中心とした不動産バブルも大きく寄与しています。かつて数千万で購入した物件が数億円で売れるといったケースが続出しており、これが「一時的な所得1億円超え」の層を押し上げています。

3. 労働所得より資産所得:働いて稼ぐより「お金に働かせる」層の勝利

「一生懸命働くよりも、資産を持っている方が豊かになる」という、ピケティが提唱した $r > g$(資本収益率 > 経済成長率)の方程式が、今の日本で残酷なまでに証明されています。


3. 掲示板でも話題!「1億円の壁」と不公平な税制のリアル

「1億円の壁」とは?高額所得者ほど税負担率が下がるカラクリ

日本の所得税は累進課税ですが、所得が1億円を超えたあたりから、実際の税負担率が逆に下がっていく現象を「1億円の壁」と呼びます。これは、株の利益などの「金融所得」に対する税率が、一律約20%と低く抑えられているためです。

サラリーマンの最高税率55% vs 投資家の分離課税20%の衝撃的な格差

  • 給与所得: 最大税率 55%(所得税+住民税)

  • 株の売却・配当: 一律 20.315%

    年収2,000万円の会社員よりも、株で1億円稼ぐ投資家の方が、稼ぎに対する税金の割合が低いという「不公平感」が、掲示板でも大きな議論の的となっています。


4. 格差の裏側:増える億万長者の一方で「貯蓄ゼロ」が5割の現実

二極化する日本:富裕層ビジネスの活況と庶民のエンゲル係数上昇

金持ちが増える一方で、生活必需品や米の価格高騰に苦しむ庶民。掲示板では「富を分配すればみんな豊かになるのでは?」という声も上がりますが、現実には富裕層向けのリゾート開発や高級レジャーばかりが活況を呈しています。

円安とインフレの罠:1億円の価値は10年前の半分になっている?

「1億円稼いでも、円の価値が下がっているから昔ほどの価値はない」という指摘もあります。確かに、ドル建てで見れば日本の富裕層も世界基準では「中規模」に留まっており、物価高によって「数字上の億万長者」が増えた側面も否定できません。


5. 私たちが「億り人」のニュースから学ぶべき生存戦略

もはや給与だけでは足りない?少額からでも「資産所得」を作る重要性

この統計が示す教訓は、**「労働だけでは格差を埋められない」**ということです。3.8万人の仲間入りをするには、給与以外の「資産から生まれる所得」を少しずつでも作っていくリテラシーが不可欠です。

暴落のリスクも?2026年以降の「AIバブル」と投資の出口戦略

ただし、現在の株高が「AIバブル」であるという懸念も掲示板では根強くあります。いつか来る暴落に備え、利益を確定させる「出口戦略」を持つことが、一発屋で終わらない億万長者の知恵と言えます。


6. まとめ:億万長者3.8万人時代に私たちが考えるべきこと

「億万長者が増えた」というニュースは、一見すると景気が良いように見えますが、その中身は「資産を持つ者」と「持たざる者」の決定的な乖離を意味しています。

税制の不公平や物価高といった社会問題に目を向けつつも、私たちはこの「格差社会」を生き抜くための準備を始めなければなりません。


written by 仮面サラリーマン