「ドクダミ」の花が満開の季節になりました。
ドクダミ。
なかなか強烈な名前だと思いませんか?
私は最初に「ドクダミ」という名前を聞いたとき、
『毒なのか? 気をつけよう』
と思ってしまった気がします。
正確には、
『毒』を、
『たむ』ゆえに、
『どくだみ』
なんだそうです。
漢字にすると、
この字は「矯正」の「矯」ですね、
ですから、
「毒を抑える」
という意味になります。
薬効成分ですね。
ドクダミの白い花?
『ドクダミの花が咲いている』
と言えば、
白い花を思い浮かべてしまいます。
こちらですね。
でも、『白い花』に見えるだけ。
というよりも、
白い部分は「葉っぱ」なんだとか。
花を保護する葉っぱ。
どれが花?
まんなかの穂のような棒のような部分が、花です。
ドクダミの花言葉は?
・野生
・白い追憶
とにかく生命力が旺盛な、ドクダミ。
雑草呼ばわりされて刈り取られても、地下茎で育っていきます。
敷地いっぱいにドクダミが広がるなんて、ざらですから。
よほどの事情や理由がない限り、
興味本位で庭に植えたりしないように!
あっというま、ですから。
野生的な生命力と繁殖力です!
ドクダミの意外な効果?
ドクダミが植わっていると、野良猫が来ないと言われています。
科学的な根拠は不明です。
猫に来られると困るから、という理由でドクダミを大切にしている知人がいます。
敷地をぐるりと、ドクダミで囲んでいるスタイル。
「雑草を刈り取らないだけじゃん」と家族に言われることもあるそうです。
でも最近は、野良猫は減っていますよね?
というよりも、屋外を自由に歩かせる育て方が「よくない」とされているからでしょうか、飼い猫は家の中というのが常識になっていたりします。
ほんとうに、外を歩いている猫の姿そのものが少なくなりました。
衛生面や、感染予防という正当な理由はあるのでしょうが。
今年もドクダミは旺盛です