2020年5月26日火曜日

【野生】ドクダミの花が咲いている【白い追憶】



ドクダミ」の花が満開の季節になりました。




                                ピーすけさんによる写真ACからの写真                            


ドクダミ。

なかなか強烈な名前だと思いませんか?



私は最初に「ドクダミ」という名前を聞いたとき、

『毒なのか? 気をつけよう』

と思ってしまった気がします。




正確には、

』を、

たむ』ゆえに、

『どくだみ』

なんだそうです。



漢字にすると、

毒を矯むたむ

この字は「矯正」の「矯」ですね、

ですから、

毒を抑える

という意味になります。



薬効成分ですね。

 HiCさんによる写真ACからの写真





ドクダミの白い花?


『ドクダミの花が咲いている』

と言えば、

白い花を思い浮かべてしまいます。


こちらですね。
 kokokunさんによる写真ACからの写真


でも、『白い花』に見えるだけ。

というよりも、

白い部分は「葉っぱ」なんだとか。

花を保護する葉っぱ。





どれが花?


まんなかの穂のような棒のような部分が、花です。

 福狸さんによる写真ACからの写真




ドクダミの花言葉は?


野生

白い追憶



とにかく生命力が旺盛な、ドクダミ。

雑草呼ばわりされて刈り取られても、地下茎で育っていきます。

敷地いっぱいにドクダミが広がるなんて、ざらですから。



よほどの事情や理由がない限り、

興味本位で庭に植えたりしないように!

あっというま、ですから。


野生的な生命力と繁殖力です!





ドクダミの意外な効果?


ドクダミが植わっていると、野良猫が来ないと言われています。

科学的な根拠は不明です。

猫に来られると困るから、という理由でドクダミを大切にしている知人がいます。

敷地をぐるりと、ドクダミで囲んでいるスタイル。

「雑草を刈り取らないだけじゃん」と家族に言われることもあるそうです。





でも最近は、野良猫は減っていますよね?

というよりも、屋外を自由に歩かせる育て方が「よくない」とされているからでしょうか、飼い猫は家の中というのが常識になっていたりします。

ほんとうに、外を歩いている猫の姿そのものが少なくなりました。

衛生面や、感染予防という正当な理由はあるのでしょうが。




今年もドクダミは旺盛です


written by 水瀬次郎