時は金なり
時間は貴重で有効なものであるから、浪費してはならないということ
明日6月10日は「時の記念日」。
1920年(大正9年)に生活改善同盟会が制定したもので、「日本書記」の中で671年の4月25日(太陽暦で6月10日)に天智天皇が漏刻と呼ばれる水時計を設置して鐘や鼓で人々に時刻を知らせたと記述されていることに由来しています。
そもそも時計の歴史は日時計から始まったといわれ、これが紀元前5000年ごろのエジプトでのことだといいます。ただ、日時計には夜は使えず曇りや雨の日も使えるかどうか怪しいという大きな欠点があります。そこで次に登場したのが水時計であり、紀元前1500年前後のやはりエジプトでのことです。
ただし「時の記念日」のもとになった漏刻は中国がルーツ。漏刻はいくつかの水槽を階段状に並べ、一番上の貯水槽(漏壷)に水を注ぐといつも一定の水圧で同じ量の水が細い管で順番に下の受水槽に導かれ、一番下の受水槽(箭壷)の水面に浮かべた目盛り棒(刻箭)の目盛りを読んで時刻を測るという仕組みになっています。
天智天皇を祭神とする近江神宮(滋賀県大津市)には近江神宮時計博物館があり、漏刻をはじめとする国内外の古い物から最新のものまで、様々な時計が約700点展示されています。
さて真面目なことを書いてきたけど、きっかけはしょうもないことを思いついてしまったからで・・・・・・
朱鷺は金なり
特別天然記念物、国際保護鳥で貴重な鳥であるから、闇では高額で取引されるということ