イントロから、ぐっとつかまれます。
とくにエレキのカッティング。
むなぐらをつかまれて超ダイレクトに言葉が脳に突き刺さってくる感じ。
魂に刺さる、もしくは焦がす、みたいな衝撃だったなあと。
激しいのだけれど、美しくてジェントルな雰囲気もあります。
底知れぬ静けさが、横たわっているようです。
「激しい雨が」
THE MODS
1983.秋
カセットテープのCMソングなので、どこかで耳にしていたかもしれません。
衝撃的だったのは、演奏と音が一緒のとき。
見て、聴いて。演奏を浴びている感覚でした。
さがしたら、You Tubeで新宿ゲリラライブの映像がありました。
当時の空気を思い出します。
あまりにも時間が経過しているので、良い意味で忘れていることも多く、いま改めて新鮮な衝撃です。
イントロで「来た!」となって、終わり方で「そうそうそう!」となります。
この終わり方。
フェイドアウトではなく、バツンと断ち切ってしまう瞬間のシャウト。
ぞくぞくします。
written by 水瀬次郎