冬は暖かい格好で過ごすのが一番です。
温かい食事を、熱いくらいの暖房のなかでいただければ、贅沢な気分になります。
簡単ではないですが、気の持ちようで。
冬の空気、星空、駅前や街路樹のイルミネーション。
寒いのが苦手なだけで、冬は冬なりに楽しんでいます。
そんな冬にこの一曲!
崎谷健次郎さんの「Because of Love」は、
『寒いけど、これはこれで、ま、いっか!』
と寒い夜をポジティブに過ごせる一曲です。
私の中ではアルバム『Kiss of Life』と繋がっているイメージがあります。
同じ1989年のリリースというのもありますが、あまりにも『Kiss of Love』が素晴らしすぎてリピート再生ばかりしていて気づいたら秋になって冬を迎えていてハイ新曲です、という感じだったからです。
収録アルバムは、『Kiss of Life』の次の『ただ一度だけの永遠』になります。ただ一度だの永遠は春にリリースされているので、この曲『Because of Love』とイメージが離れている気がしたのですが、アルバムコンセプトから見れば的確なのでしょう。
ちなみに、アルバム『ただ一度だけの永遠』に収録されているバージョンのほうが、洗練された音で聴こえます。私は、やや粗削りな感じさえするシングルバージョンのほうが好きですが、月日の流れのなかではそれほど違いないなという気もしてきました。
ああ。でも、やっぱり、冬に聴くと、いい。
JewelryよりMemory きらめく崎谷サウンドの決定版
蛍の光を崎谷健次郎バージョンで
written by 水瀬次郎