2019年8月7日水曜日

徒然なる日々 白雲自去来





8月になってあっという間に立秋になります。

掛け軸を変えそびれていました。


夏は月初めと月の終わりにお稽古日を集中させることが多いので、
「夏」を思いっきりテーマにして軸をかけていました。


白雲自去来(はくうんおのずからきょらいす)

「禅林句集」からの出典で対句になっているうちの一部です。

「青山元不動。白雲自去来」


白雲は煩悩のたとえで、雲は次から次へとわいて不安定であるが、
山は元来の姿でそのままどーんとしている

という感じの意味です。


できた人は周りに惑わされることなく、自分の信念はしっかりと
持って難関なことにぶつかった時こそ真価を発揮する・・

そんな自分でありたいです!!


雲のイメージは積乱雲を指しているのでしょうか。


最近の晴れの天気では立派な積乱雲がみえます。

そのあとにドシャーと雨が降ってムムっとした蒸し暑さが復活しますけど。


このどしゃぶりにあったときにも動じることなく冷静に対処しましょ!




黒柿の蟹蒔絵香合

真ん中中央で蓋が開きます。

香を入れるスペースは思ったより小さいです。

夏のイメージで海辺にいるような気分になります!



今年も梅雨明けは遅かったけれど、気温が上昇していますね!
まだまだ残暑は残ります。


体調に気をつけて暑さを乗り切りたいものです。