2026年4月8日水曜日

4月8日は「Get Wildの日」|なぜ40年経ってもこの曲は“今”刺さり続けるのか?

 原題:♪ゲッ ワイ エン タフ  ← これで検索ヒットするんだよね



今日、新しい記念日ができました。

4月8日は 「Get Wildの日」

TM NETWORKを代表する楽曲の1つで、アニメ「シティーハンター」のEDテーマである「Get Wild」。
この楽曲のオリジナル発売日である4月8日を「Get Wildの日」とすることが一般社団法人 日本記念日協会によって正式に認定されました。
楽曲名が記念日となるのは邦楽としては初とのこと。

アニメ1期の放送が1987年4月6日~1988年3月28日の全51話。
Get Wildは1987年4月8日リリースされ、全話のEDテーマとして使われました。

でも、2期の放送が1988年4月2日~1989年7月1日、3期が1989年10月15日~1990年1月21日、4期のシティーハンター'91が1991年4月28日~10月10日と、4期だけが少し間が空くものの、1期~3期まで1987年4月初旬から1990年1月下旬まで連続して放送していたようなもの。

1期と2期は4クール(52話)以上にわたるため、OPテーマは前半、後半とそれぞれ2曲ずつあり。
一方でEDテーマは2期は2曲あるのに対し、1期はGet Wildの1曲のみ
だから余計に シティーハンター = Get Wild という図式が成り立つのでしょう。

1987年なんてわたしは中学生でどんぴしゃこの世代。
いまでもGet Wildはカラオケの持ちネタです。

でも、わたしは2期OPテーマの「Angel Night~天使のいる場所~」(歌:PSY・S)も好きなんだよなぁ。

【2026年4月加筆】

[Updated Spr 2026]


【追記】「Get Wildの日」が“ただの記念日”で終わらない理由

――2026年4月現在も続く、Get Wildという現象の正体

「4月8日はGet Wildの日」という事実を知って、
「懐かしいな」「世代ドンピシャだな」と感じた人も多いと思います。
しかし実はこの記念日、**単なる懐古では終わらない“現在進行形の文化現象”**として進化し続けています。

ここからは、この記事を読んだ人が次に知っておくべき話として、
2026年4月7日時点の最新動向も踏まえながら、
「Get Wild」という一曲が、なぜ今も特別なのかを整理します。


Get Wildは「昭和アニソン」ではなく「現代ネット文化」になった

Get Wildは1987年の楽曲ですが、
2020年代に入ってから若い世代にも再発見されているという、かなり稀な存在です。

その象徴が、いわゆる

「Get Wild退勤」

SNS上で
・仕事が終わる
・帰宅する
・その瞬間にGet Wildを再生する

という投稿文化が生まれ、
しかもそれが「ネタ」ではなく、
不思議と共感され、定着したこと。

これは単に
「懐かしい曲」だからでは説明がつきません。


なぜ“あのED”は、今も刺さるのか

シティーハンターのEDは特殊でした。

  • 本編終了
  • 少し余韻を残したまま
  • TVサイズとは思えない無機質なイントロ
  • 主人公の背中が夜の街に消える

そこに一切のセリフ説明はない。

つまりGet Wildは、
「何が起きたか」ではなく「何かが終わった余韻」を提示する曲だったのです。

これは今のSNS時代、

  • すべてを説明しない
  • 解釈を視聴者に委ねる
  • 余白を残す

という感覚と、驚くほど相性が良い。

だからGet Wildは
「昭和アニメのED」ではなく、
現代のネット感覚と再接続してしまった曲だと言えます。


令和でも更新され続けるシティーハンターとGet Wild

「Get Wildの日」が成立した背景には、
シティーハンターIPが止まらず動き続けていることも大きいです。

劇場版シティーハンターの存在

記憶に新しいところでは

  • 2019年『新宿プライベート・アイズ』
  • 2023年『天使の涙(エンジェルダスト)』

特に『天使の涙』では、
令和の映像クオリティでGet Wildが流れるという体験が提供されました。

これにより

  • 親世代
  • 子世代
  • さらにその下の世代

が、同じ曲を
別々の入口から共有する状態が生まれています。

これは邦楽としては極めて珍しい構造です。


TM NETWORK自体が「終わらないバンド」になった理由

Get Wildが生き続けている理由は、
TM NETWORKの活動スタンスとも無関係ではありません。

再始動・再解釈を繰り返すバンド

TM NETWORKは

  • 解散
  • 再結成
  • “再起動” を何度も経験しています。

そしてそのたびに

  • 当時の音源をそのままなぞらない
  • 現在の技術・感覚でアップデートする

という姿勢を貫いてきました。

2023〜2024年にかけての活動でも、 Get Wildを含む楽曲は 「完成品」ではなく「進行形の作品」 として扱われています。

だからこそ、

「昔は好きだった」 では終わらず、

「今も聴ける」 という感覚が成立する。


「楽曲が記念日になる」ことの本当の意味

今回の日本記念日協会による認定は、

楽曲名が記念日になるのは邦楽として初

という点が強調されていますが、
本質はそこではありません。

重要なのは、

  • 発売から約40年
  • 世代を超えて
  • 再評価・再消費され
  • なお現在進行形で使われている

この条件を満たす楽曲が、ほぼ存在しないという事実です。

Get Wildは

  • カラオケ
  • 配信
  • SNS
  • 映画
  • 記念日

と、時代ごとに居場所を変えながら生き延びてきた

もはや 「曲」ではなく
文化資産に近い存在です。


個人的な話:中学生だった世代が、今どう聴いているか

筆者が書かれている通り、 1987年当時は中学生。

この世代が現在どうなっているかというと、

  • 管理職
  • 親世代
  • 社会的責任を背負う立場

になっています。

だから今Get Wildを聴くと、

  • 若い頃の憧れ
  • 無敵感
    ではなく、

一日の終わりに背負ってきたものを下ろす音

として響く。

これは完全に、 当時は想定されていなかった聴き方です。

そしてそれが「Get Wild退勤」として言語化され、 共有されている。

ここに、
この曲が“更新された”決定的な理由があります。


Angel Nightが並んで愛され続ける理由

最後に触れられていた

「Angel Night~天使のいる場所~」

この存在も、実は重要です。

Get Wildが

  • 都市
  • 孤独

を背負った曲だとすれば、

Angel Nightは

  • 優しさ
  • 温度
  • 後悔
  • 救い

を持っている曲。

この対比があるからこそ、 シティーハンターという作品は 単なるハードボイルドで終わらなかった。

そして今でもファンが 「どちらが好きか」で語れる余地が残っている。


まとめ:4月8日が、毎年ちょっと特別な日になる理由

「Get Wildの日」は、

  • 過去を祝う日
    ではなく、

今も生きている曲を確認する日

になりました。

4月8日が来るたびに、 誰かがGet Wildを流し、 誰かが仕事を終え、 誰かが夜の街に消えていく。

それだけでいい。

そう思わせる時点で、 この曲はもう、

時代を超えたEDテーマ

なのだと思います。


オリジナル投稿:2023年4月8日

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