原題:1日1食をやってみた
1日1食について書かれた本や、健康法をよく目にします。
本当かな?と思いつつも実践までには至りませんでした。
朝は元々食べませんが、
やはり、お昼、夜はなんとなく、「区切り」をつけたくて、
食べていました。
本当にお腹が空いているのか?
と聞かれれば正直疑問です。
しかし、最近、これじゃあかんと思い立って、
お菓子を食べることを控えていたのですが、
その時に、改めて、1日1食の事を思い出したのです。
「試しにやってみよう」
それは、午後2時から3時ぐらいに
お昼を食べるというものです。
1日1食だけなので、量は少し多めです。
午後2時か3時といえば、ダラダラタイム。
眠気ピークです。
その時間にご飯という、楽しみな行動を入れる。
今のところ、この方法でお昼寝防止になっており、
何故か、
「お菓子を控える」
ことが、逆にあまり苦ではなくなる、嬉しい副作用もありました。
お菓子は「食べ癖」がついていたのかもしれませんね。
特にお腹が空いていたわけでもなく、
ただ、甘いものを口に入れておきたい。
という中毒。
「控える」なので、お菓子は多少は食べています。
量が格段に減りました。
今のところは、特に苦痛なくやっています。
台所の片付けも減ったし、掃除も減ったし、
ラクなのです。
お菓子の誘惑・・・。
復活する恐れは十二分にありますが、
少し、これで様子を見ようとします・・・・。
【2026年3月加筆】
[Updated Mar 2026]
1日1食を体験した人が「次に知るべきこと」
―2026年最新エビデンスで整理するOMADの現実的な位置づけ―
はじめに:体験談の次に必要なのは「長期視点」
2022年の記事は、1日1食(OMAD: One Meal A Day)を実際にやってみた個人の体感が中心でした。
しかし読者が次に直面する疑問は、ほぼ必ず以下に集約されます。
- この生活を続けて健康的なのか
- 痩せたあとどうすればいいのか
- 科学的には肯定されているのか、否定されているのか
2024〜2025年にかけて、間欠的断食(IF)・時間制限食(TRE)に対する評価は大きく更新されています。
結論から言うと、「短期的効果」と「長期リスク」を切り分けて考える必要がある段階に入りました。
1. 2024年以降で最も重要な研究アップデート
「時間制限食=健康的」という前提が揺らいだ
2024年、米国心臓協会(AHA)で発表され、JAMAでも報じられた大規模観察研究は大きな衝撃を与えました。
- 食事時間を8時間未満に制限している人は、心血管疾患死亡リスクが91%高かった
- 全死亡率は低下せず、長寿効果も確認されなかった
これは約2万人・最長17年追跡という規模で行われた解析です [jamanetwork.com], [newsroom.heart.org]
重要なのは、この研究が**「因果関係を証明したものではない」点です。
ただし、「長期的に安全とは言えない可能性」**を示したのは事実であり、
1日1食(23時間断食)はこの8時間制限よりさらに極端な方法です。
2. OMADで得られる「確かなメリット」と「誤解されやすい点」
確実に起こりやすいメリット
1日1食で多くの人が感じる変化には、一定の再現性があります。
- 総摂取カロリーが自然に減る → 体重は落ちやすい
- 空腹時間が長くなる → 脂肪酸利用率が上昇
- 間食・惰性食いが消える → 食行動が単純化
これらは複数の短期介入試験・レビューでも確認されています [forbes.com], [webmd.com]
ただし誤解されやすい点
- 「オートファジーが最強に働く=健康寿命が延びる」
- 「1日1食は代謝が上がる」
これらを人間の長期データで裏付けた研究は存在しません。
特に代謝については、長期断食が基礎代謝を下げる方向に働く可能性も示唆されています。
3. 最大の問題点:栄養充足は現実的か?
2025年版「日本人の食事摂取基準」から見ると
厚生労働省が2025年に改訂した最新の食事摂取基準では、
- たんぱく質
- ビタミン・ミネラル
- 食物繊維
を**「習慣的に充足させること」**が重視されています [mhlw.go.jp], [h-crisis.niph.go.jp]
これを1食で満たすのは極めて困難です。
例:
- 食物繊維目標量:男性21g以上/女性18g以上
- 野菜350g、豆類、海藻、全粒穀物を一度に摂る必要
多くのOMAD実践者が、
- 野菜不足
- ミネラル不足
- たんぱく質不足(特に朝〜昼の筋分解)
に陥りやすいことは、栄養学的にほぼ確実です。
4. 筋肉量とリバウンドの問題(最重要)
体重は減っても「中身」が変わる
1日1食で落ちやすいのは、
- 体脂肪
- 筋肉量(特に下半身・体幹)
筋肉量が減ると、
- 基礎代謝が下がる
- 再び食べ始めたときに太りやすい体になる
これは多くのダイエット失敗者が経験する「ヨーヨー現象」の核心です。
5. 精神面・社会面への影響も無視できない
最新のレビューでは、OMADの長期継続で以下が報告されています。
- 集中力低下、易怒性
- 社交的食事の回避
- 食行動の強迫化(「食べないことが正義」になる)
特に真面目でストイックな人ほど悪化しやすい点は重要です [verywellhealth.com]
6. では「どうすればいいのか」:現実的な落としどころ
最新エビデンスが支持する選択肢
2025年BMJの大規模メタ解析では、
- 12〜14時間の軽い時間制限食
- 2食+軽いプロテイン補助
が、体重・代謝・安全性のバランスが最も良好とされています [bmj.com]
具体的な代替案
- 平日:2食(昼+夜)
- 空腹時間:14時間程度
- たんぱく質:体重×1.2〜1.5g/日
- 筋トレ:週2回以上
これなら、
- 1日1食の「シンプルさ」
- 代謝・栄養・社会性
を同時に満たせます。
まとめ:1日1食は「手段」であって「答え」ではない
2026年時点の結論は明確です。
- ✅ 短期のリセット・食行動改善には有効
- ❌ 長期の健康習慣としては推奨されない
2022年の体験談は「入口」として価値があります。
しかし次に必要なのは、
「続けるか」ではなく「どう卒業するか」
という視点です。
1日の食事を7時から15時の間だけにするのは試してみましたが長続きしませんでした。
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