2020年6月12日金曜日

ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース「パワー・オブ・ラブ」



映画のための曲



ギターの乾いた感じが、とても好き。


ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースは、

アメリカのバンドです。







アルバム「SPORTS」が大ヒットした翌年に、

この曲

The Power Of Loveパワー・オブ・ラブ

が、さっそうと登場しました。




映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のために書かれた曲だそうです。

書き下ろし。

だからなのか、

ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースのオリジナルアルバムには未収録

シングル盤と、サントラ盤で聴けます。


と記憶していましたが、
FORE!」(1986年リリース)
の日本盤とUK盤に収録されているようです。




当時は、とにかくラジオからもよく流れていました。

イントロが二段階あります。



お?

初めてラジオから流れてきたとき、

ん?

という感じでした。



どうということなく通り過ぎていく人波の中で、

思わず「あれ?」と振り向いてしまったかのような感覚です。





イントロが始まると、

「お!」

と、いまでもなります。





それは夏


曲がリリースされたのは、1985年の夏。

演奏の、乾いた感じが心地良かったと覚えています。



映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー

がアメリカで公開されて話題になった、1985年の夏。



ですが日本の劇場で公開されたのは、

1985年の冬です。





何度も何度も耳にした曲が、

ついにスクリーンから聴こえてくる。

そんな感じもしました。

本来なら逆かもしれません。

映画を観て、気に入ったからサントラ盤を聴く、みたいに。





The Power Of Loveパワー・オブ・ラブ

は、

映画のなかで聴けるリアルなヒット曲、

というような感じにも思えました。




曲のリリースと、

映画の劇場公開の、

時期とタイミングならでは。


日本ならではの記憶かもしれません。



映画で使われてヒットしていく音楽というより、

すでにヒットしている曲が映画のなかで流れている。

そんな感じです。



ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの曲が流れている映画は、

どんな映画だろう。

そんな好奇心期待を抱えて、

1985年の冬を迎えたような気がしますが、

実際どうだったんでしょう。





とにかく夏のヒット曲というイメージが、

いまも強烈にあります。












あの頃の「未来」に今いる
written by 水瀬次郎











2 件のコメント:

  1. 映画の為に書き下ろされた曲だったのは知りませんでした。ホンダの「インテグラ」のCMのBGMの印象が強いです。

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    1. カッコいんてぐら。
      一瞬だけの使われ方だと、
      「その部分を使うんだ!?」
      と意外な印象でした。

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