"Stop the night again" Kenjiro Sakiya's ballad to listen to again in the summer
「もう一度夜を止めて」
崎谷健次郎
1987 single /2018 remaster DIFFERENCE
"Stop the night again" Kenjiro Sakiya 1987 single / 2018 remaster DIFFERENCE
"Stop the night again" Kenjiro Sakiya 1987 single / 2018 remaster DIFFERENCE
超バラード。
崎谷健次郎さんの「もう一度夜を止めて」は、とびきりのセンスで磨かれた宝石のような音楽です。
もはや説明不要の名曲。
私のような一個人の感想、近づきがたいほどのオーラがいまなお放たれています。
この曲について語りたいけど、おそれおおくて語れなかった、という感じもします。おそれることないんですけど。崎谷健次郎さんの音楽を語る上で、筆頭格の名曲なのに、なかなか話題にすることが本当にできなくて、夏。
秋にヒットしたバラードですが、初夏から夏にかけて聴くと、なんとも言えない雰囲気を味わえます。日が長くなった季節の黄昏に、絶妙にシンクロする音色だからです。夏にもピッタリです。
1987年の秋、テレビCMで話題となり、ヒット。
いま振り返れば、世の中は経済的にも潤い始めていて、バブル絶頂期に向かう上り坂の時代。ユーロビートが洗練されて、重低音が体を圧迫するハウスサウンドがクラブを席巻し始める頃。私自身が高揚していた季節です。
崎谷健次郎さんの「もう一度夜を止めて」は、分水嶺に位置するバラードではないかなと。それまでのフォーク・ニューミュージック・ロック・歌謡曲・シティポップスなどなど、さまざまな呼び名がありましたが、あきらかに時代が変わったと感じさせるセンスに満ちていました。歴史的な大ヒットではなくても、次の時代には違和感なく聞ける音楽が、湧き水のようにあふれていた時代です。「もう一度夜を止めて」は、そんな次の時代を感じさせるスマッシュヒット音楽の中で、抜群の知名度とヒットに至った成功例ではないでしょうか。
復刻リマスター盤「DIFFERENCE」に、晴れて収録されています。
聴くとわかります。
まさにアルバム「DIFFERENCE」と同じ地平線のコンセプトです。
違和感なく、音をつなげることができます。
「もう一度夜を止めて」、あのシングルバージョンです。
波の音に乗って始まるアコースティック・バージョンは、セカンドアルバム「Realism」に収録されています。
しかし、感情的にバシッと決まるドラムとベースの掛け合いが聴けるのは、シングルバージョンの演奏。
バラードでありながらも焦燥感や疾走感のような「勢い」を感じます。
発売された当時から、「シチズンの」「あのCMいいよね」と聞くことがありました。
現代風に言うと、バズっていたのでしょう。
私が崎谷健次郎の音楽を聴いている、というのに合わせて友人知人が「あの歌いいよね~」と話題にしてくれるようになりました。
でも私はCMを見る機会がなかったんだと思います。
なぜか勝手に『車のお洒落なCMかな』くらいに思っていました。
かなり時間が経過して、ようやく当時のCM映像を見て、やっぱり見たことないかなと思いました。
でも、当時の最先端な感じというか、とんがったセンスがぴりっと効いている気がして、バズったのも納得。当時に見ておきたかったな。
Super ballad. Kenjiro Sakiya's "Stop the Night Again" is a jewel-like music that has been refined with an outstanding sense. A masterpiece that no longer needs explanation. The impression of an individual like me, an inaccessible aura, is still being released. I want to talk about this song, but I feel like I couldn't talk about it. I'm not afraid. When talking about Kenjiro Sakiya's music, it's a masterpiece, but I couldn't really talk about it in the summer. It's a ballad that was a hit in the fall, but if you listen to it from early summer to summer, you can enjoy an indescribable atmosphere. This is because the tone is exquisitely synchronized with the twilight of the season when the days are long. It's perfect for summer as well. In the fall of 1987, it became a hot topic in TV commercials and became a hit. Looking back now, the world is beginning to moisten economically, and it is an era of uphill toward the height of the bubble. Around the time when the Eurobeat was refined and the house sound, where the deep bass squeezed the body, began to dominate the club. It's a season when I was uplifting myself. Kenjiro Sakiya's "Stop the Night Again" is probably a ballad located on the watershed. There were various names such as folk, new music, rock, popular songs, city pops, etc. until then, but it was full of sense that clearly made me feel that the times have changed. Even if it wasn't a historic blockbuster, in the next era, music that could be heard without any discomfort was overflowing like spring water. "Stop the night again" is a successful example of outstanding name recognition and hits in the smash hit music that makes you feel the next era. It is recorded on the reprinted remastered version "DIFFERENCE" on a sunny day. You can hear it. It is exactly the same horizon concept as the album "DIFFERENCE". You can connect the sounds without any discomfort. "Stop the night again", that single version. The acoustic version, which begins with the sound of the waves, is included in the second album "Realism". However, it is the single version of the performance that you can hear the emotionally determined drum and bass interaction. Although it is a ballad, I feel a sense of impatience and a sense of speed. From the time it was released, I've heard "Citizen's" and "That CM is good". In modern terms, it must have been buzzing. As I was listening to Kenjiro Sakiya's music, my friends and acquaintances began to talk about "that song is good". But I think I didn't have a chance to see the commercial. For some reason, I thought it was a fashionable commercial for a car. After a long time, I finally saw the commercial video at that time and thought that I had never seen it. However, I was convinced that I was buzzing because I felt that the pointed sense was working spicy, rather than the state-of-the-art feeling at that time. I wanted to see it at that time.
それでは、ここからは崎谷健次郎さんご本人のツイートと、当時サポートメンバーで「もう一度夜を止めて」のベースをプレイしている亀田誠治さんのツイートをご紹介させていただきます。CMのきっかけと、シングル発売のタイミングについて。
From here, I would like to introduce the tweets of Kenjiro Sakiya himself and Seiji Kameda, who was a support member at the time and was playing the base of "Stop the Night Again". About the trigger of the commercial and the timing of the single release.
今回復刻ファーストアルバムを作る際に知った事。「もう一度夜を止めて」をタイアップ待ちと決めファーストアルバムから外す決定は僕であったという。結果、秋元康さんがタイアップを付けて下さった。タイアップなしでの収録よりは良かったと今も思う。 pic.twitter.com/NRCOrohEYB— 崎谷健次郎 (@sakiyakenjiro) 2018年6月25日
『崎谷健次郎といえばこのTVCM』といわれるくらい印象深くて、広告も含めて作品という感じです。
It was so impressive that it was said that "Kenjiro Sakiya is this TV commercial", and it feels like a work including advertisements.
「もう一度夜を止めて」は1987年シチズンのライトハウスという時計のCMに使われていました。今年5月22日に発売のRealism~Anthologyにも収録され、リマスターで音が格段によくなっています。波の音から始まるアコースティックなスペシャルバージョンです。https://t.co/bQcQmkcWKK— 崎谷健次郎 (@sakiyakenjiro) 2019年5月6日
Of course live!
— 崎谷健次郎 (@sakiyakenjiro) 2019年4月30日
亀田誠治さんが語ります。1987年の当時は、だれが演奏していたのかわかりませんでした。歌詞カードにミュージシャンの名前が記載されていたかどうか。いまだからこそ、知って納得。
Seiji Kameda talks. At the time of 1987, I didn't know who was playing. Whether the lyrics card contained the name of the musician. I am convinced to know it because it is still.
— 亀田誠治 Seiji Kameda (@seiji_kameda) 2019年4月30日
蔦谷くん(・∀・)イイネ!!👍❤️僕が25歳の時、崎谷健次郎さんのツアーのサポートベーシストが初めてのプロの仕事です。「もう一度夜を止めて」は思い出の曲です。和声、メロディ、歌詞、アレンジ、ボーカル、時代背景、全部が好きで、今でもすぐに弾けます。フレットレスベースです。 https://t.co/8eaj6NKeBj— 亀田誠治 Seiji Kameda (@seiji_kameda) 2018年4月7日
ありがとう⭐️動画の音はリマスターしたからベースもよく聴こえます。亀ちゃんは今も昔も最高だね😉 https://t.co/S0M54RyNbX https://t.co/eitvesPXdZ— 崎谷健次郎 (@sakiyakenjiro) 2019年5月1日
英語バージョンも。
English version too.
今回のセミナーで取り上げている「もう一度夜を止めて」— 崎谷健次郎 (@sakiyakenjiro) 2017年10月28日
の英語ver.If ever you fall
手に入らないので特別にアップ。久々聴いたけど未練がましい男心歌った歌詞、これはこれで面白い。#崎谷健次郎#もう一度夜を止めてhttps://t.co/m9nc0ftH61
復刻リマスター発売。ずいぶん時間が経過しているのに、時間の経過は気になりません。若き日の先鋭的なセンスと時代の輝きが、しっかり止まってます。
もともとアルバム「DIFFERENCE」に収録されていても、違和感がなかったのでしょう。
車で聴くカセットテープなら、「瓶の中の少年」の次に録音していた人も多いのでは。
Reprinted remastered release. It's been a long time, but I don't care about the passage of time. The sharp sense of youth and the brilliance of the times are firmly stopped. Even if it was originally recorded in the album "DIFFERENCE", it probably didn't feel strange. If it's a cassette tape that you listen to in a car, many people may have recorded it after "The Boy in the Bottle".
おはようございます。復刻リマスターDIFFERENCE 売れています。本来ならこのアルバムに収録されるはずだった「もう一度夜を止めて」のシングルバージョンもボーナスとして収録されています。写真は当時のCITIZENの宣伝📸— 崎谷健次郎 (@sakiyakenjiro) 2018年4月18日
よい一日を pic.twitter.com/O89vayW0Z3
シングルとは雰囲気の異なるアコースティックバージョンは、セカンドアルバム「Realism」に収録されています。このアルバムも復刻リマスター、「リアリズム・アンソロジー」として発売されます。
The acoustic version, which has a different atmosphere from the single, is included in the second album "Realism". This album will also be released as a reprint remaster, "Realism Anthology".
5月6日は世田谷FMアフタヌーンパラダイス📻^_^音楽セミナーでお話ししましたが、僕の場合はデモを作り上げて、スコアまで書いてから録音に入りますので、— 崎谷健次郎 (@sakiyakenjiro) 2019年5月4日
皆さんがCDをお聴きになる2年前に曲は出来上がっています。因みに「もう一度〜」は20歳で書き上げて24歳の時にリリースされました pic.twitter.com/VoqMImdQSS
アコースティックな雰囲気と、波の音。
あらためて、初夏に聴いてます。
どこからともなく自然に波の気配を感じたり、自分が見たことのある黄昏の海と空を思い出したりしながら、5分ほどの旅です。
The acoustic atmosphere and the sound of the waves. I listen to it again in early summer. It's a five-minute trip, feeling the signs of waves naturally from nowhere, and remembering the twilight sea and sky that I have seen.
他にも崎谷健次郎さんの音楽を聴きながら自由に書かせていただいた記事はこちら↓
Click here for other articles that I freely wrote while listening to Kenjiro Sakiya's music ↓
思いがけないSITUATION
夏のポラロイド
HALF MOON
愛されてもいない-ハーレムの天使達-
St.ELMOS FIRE~幻の光~
僕には君だけ
KISSの花束
瓶の中の少年
【2024年5月加筆】 [Updated May 2024]
### 崎谷健次郎の「もう一度夜を止めて」とその魅力
#### 崎谷健次郎の概要
崎谷健次郎は、日本のシンガーソングライターであり、1980年代から1990年代にかけて多くのヒット曲を生み出しました。彼の音楽は、繊細なメロディと感情豊かな歌詞が特徴で、多くのファンに愛されています。
#### 「もう一度夜を止めて」の背景
「もう一度夜を止めて」は、1987年にリリースされた崎谷健次郎のシングルです。この曲は、秋元康が作詞を手掛け、崎谷自身が作曲と編曲を担当しました。リリース当時、テレビCMで使用され、大きな話題となりました。
#### 曲の特徴と魅力
「もう一度夜を止めて」は、バラードの名曲として知られています。曲の冒頭から流れる波の音が、リスナーを一瞬で引き込みます。崎谷の柔らかいボーカルと、繊細なピアノの旋律が絶妙にマッチし、聴く者の心に深く響きます。この曲は、恋愛の切なさや儚さを描いた歌詞が特徴で、多くの人々の共感を呼びました。
#### リリースとその後の展開
「もう一度夜を止めて」は、1987年10月21日にリリースされました。その後、1987年12月5日にリリースされたアルバム「Realism」にも収録されました。このアルバムは、崎谷の代表作として高く評価されています。
#### 現代における再評価
2024年5月時点での最新情報によると、「もう一度夜を止めて」は再び注目を集めています。特に、リマスター版のリリースや、ライブ映像の公開などが行われ、若い世代にもその魅力が広がっています 歌詞字幕ありwith subtitles](https://www.youtube.com/watch?v=8wpywKovq8U)。
#### 崎谷健次郎の音楽の影響
崎谷健次郎の音楽は、現代のアーティストにも大きな影響を与えています。彼の繊細なメロディと感情豊かな歌詞は、多くのアーティストにインスピレーションを与え続けています。また、彼の楽曲は、映画やドラマの挿入歌としても使用され、その普遍的な魅力が再評価されています。
#### 最新の研究と発見
2024年5月時点での最新の研究によると、崎谷健次郎の音楽には、当時の音楽シーンにおける新しい試みが多く含まれていたことが明らかになっています。特に、「もう一度夜を止めて」は、シンセサイザーやデジタル技術を駆使した先進的なサウンドが特徴であり、その音楽的価値が再評価されています。
#### 崎谷健次郎の音楽の教育的価値
崎谷健次郎の音楽は、教育的な価値も高く評価されています。彼の楽曲を通じて、音楽の歴史や技術、表現方法について学ぶことができます。また、彼の歌詞には、人生や恋愛に対する深い洞察が込められており、若い世代にとっても学びの多い内容となっています。
#### まとめ
崎谷健次郎の「もう一度夜を止めて」は、1987年にリリースされたバラードの名曲であり、その繊細なメロディと感情豊かな歌詞が多くの人々の心に響いています。2024年5月時点での最新情報によると、この曲は再び注目を集めており、リマスター版のリリースやライブ映像の公開などが行われています。崎谷健次郎の音楽は、現代のアーティストにも大きな影響を与えており、その教育的価値も高く評価されています。
written by 水瀬次郎
オリジナル投稿:5月11日
CMは何となく記憶にあります。
返信削除もっとテレビを見ておきたかったです。
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