Awkward days Large print book
養老訓(養老孟司著)を読みました。
大活字本で借りてきたのですが、裏表紙に「社会福祉会」と記載があってびっくり!
最後のページを見たところ、限定部数500部とあって、発行者は「社会福祉法人 埼玉市福祉会」と書いてありました。
2014年の発行なので、5年前です。
活字が大きい本はそもそもは福祉のために作られたのでしょうか。
知らなかった・・・
字が大きくて小学1年生の教科書を思い出しました。
読みやすい!
数年前は確かにバリエーションが少なかった気がします。
現在も福祉本の扱いなのでしょうか?
いや~、もっと沢山の本を大活字にしてほしい。ということは、自分の老眼がすすんでいる事???
今度、別の本の記載も見てみようと思います。
全然気にしていなかったのですが、知ると気になります。
福祉用ではなく、普通の本として出版してほしいなぁ。
気になって調べてみたら、やはり弱視の方用にNPO法人で製本をはじめたそうです。
神田の神保町には大活字本の専門店があるそうです。
金額が割高になるのと、出版点数が少ないのが悩みのようです。
確かに場所は取りますよね~。
1冊のものが2冊に分冊されていることも多いですから。
いつまでも好きな読書ができるような環境が整うといいなと改めて思いました。
【2024年6月加筆】 [Updated Jun 2024]
大活字本の背景と魅力
大活字本とは 大活字本とは、文字が大きく印刷された本のことを指します。視力が低下した高齢者や視覚障害者にとって、読みやすいように設計されています。通常の本の文字サイズは9~10ポイント程度ですが、大活字本では12~22ポイントの文字が使用されており、行間も広く取られています。
大活字本の歴史 大活字本の歴史は、1978年に京都のボランティア団体「どらねこ工房」が日本初の量産大活字本『星の王子さま』を制作・発行したことに始まります。その後、1981年の国際障害者年を契機に、埼玉福祉会が大活字本の発行を開始しました。以来、多くの公共図書館や高齢者施設で普及し、視覚障害者や高齢者の読書環境を改善するための重要なツールとなっています。
2024年6月の最新情報
新しい大活字本のリリース 2024年6月には、多くの新しい大活字本がリリースされています。特に注目されているのは、現代文学やミステリー、エッセイなどのジャンルです。これにより、視覚障害者や高齢者も最新の文学作品を楽しむことができるようになっています。
大活字本の普及活動 2024年6月時点で、大活字本の普及活動が各地で行われています。例えば、埼玉福祉会では、公共図書館や高齢者施設に大活字本を寄贈するプロジェクトを実施しています。また、視覚障害者向けの読書会やイベントも開催されており、多くの人々が参加しています。
大活字本のデジタル化 2024年6月には、大活字本のデジタル化も進んでいます。これにより、電子書籍として大活字本を利用することができるようになり、スマートフォンやタブレットでの読書が可能となっています。特に、視覚障害者向けの音声読み上げ機能や、文字サイズの調整機能が充実しており、より多くの人々が読書を楽しむことができるようになっています。
大活字本の魅力
読みやすさ 大活字本の最大の魅力は、その読みやすさです。文字が大きく、行間も広いため、視力が低下した高齢者や視覚障害者でも無理なく読書を楽しむことができます。また、文字のフォントや色も工夫されており、視覚的な負担を軽減する設計がされています。
多様なジャンル 大活字本は、様々なジャンルの作品が揃っています。現代文学やミステリー、エッセイ、歴史小説など、多くのジャンルの作品が大活字本として出版されています。これにより、視覚障害者や高齢者も自分の好きなジャンルの本を楽しむことができます。
持ち運びやすさ 大活字本は、持ち運びやすさも魅力の一つです。以前はA4サイズのハードカバーが主流でしたが、現在ではA5サイズのソフトカバーが主流となっており、軽量化が図られています。これにより、外出先でも気軽に読書を楽しむことができます。
大活字本の未来
さらなる普及 大活字本の普及は、今後も進んでいくことが期待されています。特に、公共図書館や高齢者施設での普及活動が重要です。これにより、視覚障害者や高齢者がより多くの本にアクセスできるようになります。
デジタル化の進展 大活字本のデジタル化も、今後さらに進展することが期待されています。電子書籍としての大活字本の普及が進むことで、スマートフォンやタブレットでの読書が一般化し、より多くの人々が読書を楽しむことができるようになります。
新しい技術の導入 大活字本の未来には、新しい技術の導入も期待されています。例えば、AIを活用した文字認識技術や、視覚障害者向けの音声読み上げ機能の向上などが考えられます。これにより、視覚障害者や高齢者の読書体験がさらに向上することが期待されています。
大活字本の楽しみ方
公共図書館での利用 大活字本を楽しむためには、まず公共図書館を利用するのがおすすめです。多くの公共図書館では、大活字本のコーナーが設けられており、様々なジャンルの大活字本を借りることができます。また、図書館のスタッフに相談することで、自分に合った本を見つけることができます。
電子書籍の利用 大活字本の電子書籍を利用することで、スマートフォンやタブレットでの読書が可能となります。特に、視覚障害者向けの音声読み上げ機能や、文字サイズの調整機能が充実しているため、より快適な読書体験が得られます。
読書会やイベントへの参加 大活字本を楽しむもう一つの方法は、読書会やイベントに参加することです。視覚障害者向けの読書会やイベントが各地で開催されており、多くの人々が参加しています。これらのイベントを通じて、他の読書仲間と交流し、読書の楽しさを共有することができます。
まとめ
大活字本は、視覚障害者や高齢者にとって重要な読書ツールです。2024年6月時点での最新情報を基に、大活字本の魅力や楽しみ方を紹介しました。今後も大活字本の普及やデジタル化が進むことで、より多くの人々が読書を楽しむことができるようになることが期待されています。
山岡荘八さんの「徳川家康」が大活字本であれば挑戦して見たいです。
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