2022年6月25日土曜日

言葉で遊ぼう:算数?



本来の言葉の意味を無視して、字面だけ見て遊んでみました。

「百発百中」÷100=「一発必中」
百本撃ってすべて命中、ならば一撃でしとめる。
那須与一かロビンフッドか、はたまたデューク東郷か。
でも一発で一回しか当たらないから「一石二鳥」にはなりません。

「十人十色」×100≠「千差万別」
さまざまに異なって同じでないこと。
10×100=1,000
千と万・・・・・・計算合わんじゃん

「七転び八起き」「七転八倒」=22転倒8起き
転びすぎです。
足腰が弱ってます。
そんな貴方に「転ばぬ先の杖」
ちなみに、前者は最初から転んでないといけません。なので、起上がりこぼしには絶対に無理です。




2022年6月12日日曜日

言葉で遊ぼう:どちらが強い?



本来の言葉の意味を無視して、字面だけ見て遊んでみました。

「二度あることは三度ある」vs「三度目の正直」
失敗を繰り返していざ三度目に挑戦という時に周りからかけられるよくある言葉。
結果にかかわらず必ずどちらかに当てはまるというとても都合のよい使われ方。
でもあまり失敗を繰り返していると、「仏の顔も三度まで」。

「三すくみ」vs「三つ巴」
三つの者が互いに得意な相手と苦手な相手を一つずつ持つことで、三者とも身動きが取れなくなるような状態。
勢力がほぼ同等の三者が入り乱れて争うこと。
ヘビとカエルとナメクジ、身動きできないならいいけど入り乱れるのはなんかヤダ。

「八方美人」vs「八方塞」
誰に対しても如才なくふるまう人。
どの方面にも障害があって、手の打ちようがないこと。
すなわち、どの方面に如才なくふるまおうとしても障害がある、これって「四面楚歌」?




2022年6月9日木曜日

トキは金なり 6月10日は「時の記念日」



は金なり

時間は貴重で有効なものであるから、浪費してはならないということ


明日6月10日は「時の記念日」。

1920年(大正9年)に生活改善同盟会が制定したもので、「日本書記」の中で671年の4月25日(太陽暦で6月10日)に天智天皇が漏刻と呼ばれる水時計を設置して鐘や鼓で人々に時刻を知らせたと記述されていることに由来しています。


そもそも時計の歴史は日時計から始まったといわれ、これが紀元前5000年ごろのエジプトでのことだといいます。ただ、日時計には夜は使えず曇りや雨の日も使えるかどうか怪しいという大きな欠点があります。そこで次に登場したのが水時計であり、紀元前1500年前後のやはりエジプトでのことです。


ただし「時の記念日」のもとになった漏刻は中国がルーツ。漏刻はいくつかの水槽を階段状に並べ、一番上の貯水槽(漏壷)に水を注ぐといつも一定の水圧で同じ量の水が細い管で順番に下の受水槽に導かれ、一番下の受水槽(箭壷)の水面に浮かべた目盛り棒(刻箭)の目盛りを読んで時刻を測るという仕組みになっています。

天智天皇を祭神とする近江神宮(滋賀県大津市)には近江神宮時計博物館があり、漏刻をはじめとする国内外の古い物から最新のものまで、様々な時計が約700点展示されています。


さて真面目なことを書いてきたけど、きっかけはしょうもないことを思いついてしまったからで・・・・・・


朱鷺は金なり

特別天然記念物、国際保護鳥で貴重な鳥であるから、闇では高額で取引されるということ




2022年6月7日火曜日

梅雨入り6/6



梅雨入り。なんだか『ようやくか』という印象がします。 平年より1日早いそうです。

もうすでに真夏のような暑い日もありました。

そもそもゴールデンウイーク明けの頃の、あの雨。まさかもう梅雨なのかという空気。

正式な梅雨入り宣言で、なんだか安心しています。








2022年6月6日
梅雨入り


written by 水瀬次郎


2022年6月4日土曜日

早起きは十六文キック



「早起きは三文の徳」ということわざがありますが、意味は、早起きをすると健康にもよく、また、そのほか何かとよいことがあるものであるということ(デジタル大辞泉:小学館)。

この場合、『文』というのは通貨の単位であり、現代にして1文は約32.5円。なので三文は約100円ですね。

また、『文』は1文銭が何枚並ぶかを目安としたことから足袋や靴などの履物の大きさ=長さを表すのにも用いられます。その例が、ジャイアント馬場選手の「十六文キック」ですね。

ですが、銭貨の直径は伝統的に8分(0.8寸)と言われており、1文は約2.4cm。十六文×2.4cm/文=38.4cmとなりますが、馬場選手の実際の足のサイズは34cmです。この差は、馬場選手がアメリカサイズで「16」と表記された靴を履いていたのを日本のプロレスマスコミが❝16文❞と勘違いしたことに由来しています。

ちなみに、十六文キックはフロントハイキックとも呼ばれ、ロープにスローイングした相手や、相手が走って向かってきたところに合わせて片足を大きく上げて顔面を蹴る技です。記載のように主にカウンターで用いられることが多く、馬場選手の全盛期にはこの技でフォールを奪えるほどの威力がありました。馬場選手のようにまっすぐ立った状態で片足を高く上げて蹴るのは難しいです。

で、ここまで書いておいてなんですが、わたしは自律神経失調症で副交感神経にうまく切り替わることができず、薬を飲まないと寝付けません。また、中途覚醒といって睡眠途中で起きてしまうことがあり、そのあと二度寝することができません。今朝がまさに後者の状態。

「早起きは三文の徳」といいますが、わたしにとっては健康によかったり約100円分の徳=得があったりというよりも、寝不足で昼間辛くなってしまうので、十六文キックを受けたぐらいのダメージになります。正直いうとダウンしたいですが、仕事中にダウン=居眠りすると怒られますよね。

でも、一応また布団に入りますけどね。





2022年6月2日木曜日

一二三四五六七八九十 → 一二三四五六七八九十 → ・・・



 ちょいとこの頃、とある事情により四字熟語を調べているのですが、漢数字が入ったモノって結構ありますね。

各四字熟語の解説は「三省堂 新明解四字熟語辞典」または「小学館 大辞泉」などから。

正確には四字熟語ではないものもありますが。


一石二鳥

一つのことをして、二つの利益を得るたとえ。

二束三文

売値が非常に安いこと。いくら売っても、もうけが出ないほどの安値で売ること。

三寒四温

冬季に寒い日が三日ほど続くと、その後四日間ぐらいは暖かいということ。また、気候がだんだん暖かくなる意にも用いる。

四捨五入

計算で、求めるけたの次の端数が4以下なら切り捨て、5以上なら切り上げて1とし、求めるけたに加える方法。

五臓六腑

はらわた。内臓。からだの中すべて。また、腹の中。心の中。五つの内臓と六つのはらわたの意。

六順七徳

六順:人として守るべき道の、君義、臣行、父慈、子孝、兄愛、弟敬の6つのこと。

七徳:抗争・軍事に関する七つの徳。武力行使を禁じ、武器をしまい、大国を保全し、君主の功業を固め、人民の生活を安定させ、大衆を仲良くさせ、経済を繁栄させること。

七転八倒

激しい苦痛などで、ひどく苦しんで転げまわること。転んでは起き、起きては転ぶこと。

八葉九尊

仏教の胎蔵界曼荼羅の中台八葉院における八葉の蓮華上の四仏および四菩薩と、それら八葉の中央に坐する大日如来のこと。

九分十分

大した違いはないこと。大同小異。

十把一絡

いろいろな種類のものを、区別なしにひとまとめにして扱うこと。また、一つ一つ取り上げるほどの価値がないものとしてひとまとめに扱うこと。


うーむ、「一本でもにんじん」byなぎら健壱