Fujifabric's "Akakiiro no Kinmokusei" is a new song that was sure to disappoint.
歌詞カードを見なくても、すらすら歌えるようになることがあります。
ところが何年か経過して、まったく歌詞が思い浮かばなくて、ふんふんふーんとしか歌えなくなることも。
子どもの頃に好きだった歌は、体に浸み込んでいる気がします。
大人になってからは、持ち歩いて聴きまくったりカラオケで歌っている時期はハッキリ覚えているのに。
ふと気づいたら『あれ。思い出せない!?』です。
フジファブリックの「赤黄色の金木犀」は、当時やたらと好きになって、頭の中で何度も再生させていました。ふとしたとき、よみがえるので。
久しぶりに歌詞カードを広げたら、
『こういう言葉だったんだ』
と新鮮に驚きました。
実を言うと、「歌で聴く歌詞」と、「目で見て読む歌詞」は、ぜんぜん印象が違います。
違和感なく歌を作って歌っているアーティストも多いのでしょうが、私は「声」と「楽器も含めて全体の音色」の印象が強くなるタイプなので、いつも歌詞うろ覚え。なんとなく響きと色で記憶しています。
だから歌詞に対して、かなり勝手な解釈をしていることだって、多いんじゃないかな。と思っています。アーティストに失礼でしょうかね、でも「聞き間違い」「空耳」も含めて、自分なりの感じ方を楽しんでも良いのではないかな~と考えているのでした。
フジファブリックの「赤黄色の金木犀」は、自然に歌を聴いていて、自然に口ずさんでいて、何度もリピートして聴いていたのに、歌詞カードを見たときに驚きがありました。
【2024年8月加筆】
[Updated August 2024]
1. フジファブリックの歴史とメンバー
フジファブリックは2000年に結成された日本のロックバンドで、独特のサウンドと詩的な歌詞で知られています。バンドのメンバーは、志村正彦(ボーカル・ギター)、山内総一郎(ギター)、加藤慎一(ベース)、金澤ダイスケ(キーボード)、そして過去には足立房文(ドラム)も在籍していました。志村正彦の突然の死去後も、バンドは活動を続け、新たな音楽を生み出しています。
2024年8月現在、フジファブリックは結成から24年を迎え、長い歴史の中で多くの変遷を経てきました。志村正彦の死去後、バンドは一時的に活動を休止しましたが、山内総一郎がボーカルを引き継ぎ、再び活動を再開しました。現在のメンバーは、山内総一郎(ボーカル・ギター)、加藤慎一(ベース)、金澤ダイスケ(キーボード)、そして新たに加入したドラマーの佐藤大樹です。彼らは新しい音楽を作り続け、ライブ活動も精力的に行っています。
2. 「赤黄色の金木犀」の背景と制作秘話
「赤黄色の金木犀」は2004年にリリースされたシングルで、秋の風景を描いた楽曲です。この曲は、志村正彦が作詞・作曲を手掛け、片寄明人がプロデュースを担当しました。楽曲のミックスには、当時エンジニア経験がほとんどなかった片寄が挑戦し、最終的には彼のバージョンが採用されました。
この曲は、志村正彦が自身の故郷である山梨県の秋の風景を思い描きながら作ったと言われています。金木犀の香りが漂う季節に感じる郷愁や、過ぎ去った日々への思いが込められており、リスナーに深い感動を与えます。制作過程では、バンドメンバー全員が意見を出し合い、細部にまでこだわったアレンジが施されています。
3. 歌詞の意味と解釈
「赤黄色の金木犀」の歌詞は、秋の風景や感情を繊細に描写しています。金木犀の香りが漂う季節に感じる郷愁や、過ぎ去った日々への思いが込められています。ファンの間では、歌詞の解釈について様々な議論があり、それぞれの思い出や感情と結びつけて楽しんでいます。
歌詞の中には、志村正彦が感じた孤独や寂しさ、そして未来への希望が織り交ぜられています。特に「赤黄色の金木犀が香る頃、君を思い出す」というフレーズは、多くのリスナーにとって共感を呼び起こす部分です。この曲は、秋の訪れとともに聴くことで、より一層その情景が浮かび上がるように感じられます。
4. ミュージックビデオの見どころ
この曲のミュージックビデオは、スミス監督によるもので、バンドのメンバーが様々な背景の中で演奏する様子が描かれています。カメラとバンドの距離を一定に保ちながら背景が切り替わる手法が用いられており、視覚的にも楽しめる作品となっています。
ミュージックビデオでは、秋の風景が美しく描かれており、金木犀の花が咲き誇るシーンが印象的です。バンドメンバーの演奏シーンとともに、志村正彦の歌唱シーンが交互に映し出され、楽曲の持つ郷愁や感動が視覚的にも伝わってきます。また、ビデオの最後には、夕暮れ時の風景が映し出され、曲の終わりとともに一日の終わりを感じさせる演出が施されています。
5. フジファブリックの他の代表曲
「赤黄色の金木犀」以外にも、フジファブリックには多くの名曲があります。例えば、「若者のすべて」、「茜色の夕日」、「銀河」などが挙げられます。これらの曲も、独特のメロディーと深い歌詞で多くのファンに愛されています。
「若者のすべて」は、志村正彦が作詞・作曲を手掛けた楽曲で、青春の終わりと新たな始まりをテーマにしています。この曲は、フジファブリックの代表曲の一つとして広く知られており、ライブでも頻繁に演奏されます。「茜色の夕日」は、夕暮れ時の風景を描いたバラードで、美しいメロディーと感動的な歌詞が特徴です。「銀河」は、宇宙をテーマにした壮大な楽曲で、バンドの演奏技術が光る一曲です。
6. ライブパフォーマンスとファンの反応
フジファブリックのライブは、エネルギッシュで観客を魅了するパフォーマンスが特徴です。「赤黄色の金木犀」もライブで演奏されることが多く、ファンからの人気が高い曲の一つです。ライブでのアレンジや演奏の違いも楽しみの一つとなっています。
2024年8月現在、フジファブリックは全国ツアーを行っており、多くのファンがライブに足を運んでいます。ライブでは、新旧の楽曲がバランスよく演奏され、観客を飽きさせない工夫がされています。また、アンコールでは「赤黄色の金木犀」が演奏されることが多く、会場全体が一体となって盛り上がります。ファンからは、「ライブで聴くとさらに感動する」との声が多く寄せられています。
7. フジファブリックの今後の活動
現在も精力的に活動を続けるフジファブリックは、新しいアルバムやツアーを計画しています。ファンは、彼らの新しい音楽やライブパフォーマンスを楽しみにしています。公式サイトやSNSを通じて最新情報をチェックすることができます。
2024年8月には、新しいアルバムのリリースが予定されており、ファンの期待が高まっています。このアルバムには、これまでのフジファブリックの音楽性を継承しつつ、新たな挑戦を取り入れた楽曲が収録される予定です。また、アルバムリリースに伴う全国ツアーも計画されており、ファンは新しい楽曲をライブで聴けることを楽しみにしています。
8. フジファブリックの影響と評価
フジファブリックは、その独特の音楽性と詩的な歌詞で、多くのアーティストやバンドに影響を与えています。また、音楽評論家からも高い評価を受けており、日本のロックシーンにおいて重要な存在となっています。
彼らの音楽は、ジャンルを超えて多くのリスナーに愛されており、特に若い世代のアーティストに大きな影響を与えています。フジファブリックの楽曲は、独自のメロディーラインと深い歌詞が特徴であり、そのスタイルは多くのバンドに模倣されています。また、音楽評論家からも「日本のロックシーンにおける重要な存在」として高く評価されており、彼らの音楽は今後も多くの人々に影響を与え続けるでしょう。
9. ファンコミュニティと交流
フジファブリックのファンコミュニティは非常に活発で、SNSやファンサイトを通じて情報交換や交流が行われています。
金木犀と書いて「キンモクセイ」と読むのですね。読めなかったです。
返信削除キンモクセイを知っていても漢字では馴染みが薄いですよね。タイトルの漢字を見たとき『文学的だな』って思いました。
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