2019年8月4日日曜日

フジファブリック「赤黄色あかきいろ金木犀キンモクセイ」 期待はずれになるわけなかった新曲



歌詞カードを見なくても、すらすら歌えるようになることがあります。

ところが何年か経過して、まったく歌詞が思い浮かばなくて、ふんふんふーんとしか歌えなくなることも。



子どもの頃に好きだった歌は、体に浸み込んでいる気がします。

大人になってからは、持ち歩いて聴きまくったりカラオケで歌っている時期はハッキリ覚えているのに。

ふと気づいたら『あれ。思い出せない!?』です。



フジファブリックの「赤黄色あかきいろ金木犀キンモクセイ」は、当時やたらと好きになって、頭の中で何度も再生させていました。ふとしたとき、よみがえるので。

久しぶりに歌詞カードを広げたら、

『こういう言葉だったんだ』

新鮮に驚きました。

実を言うと、「歌で聴く歌詞」と、「目で見て読む歌詞」は、ぜんぜん印象が違います。


違和感なく歌を作って歌っているアーティストも多いのでしょうが、私は「」と「楽器も含めて全体の音色」の印象が強くなるタイプなので、いつも歌詞うろ覚え。なんとなく響きで記憶しています。

だから歌詞に対して、かなり勝手な解釈をしていることだって、多いんじゃないかな。と思っています。アーティストに失礼でしょうかね、でも「聞き間違い」「耳」も含めて、自分なりの感じ方を楽しんでも良いのではないかな~と考えているのでした。


フジファブリックの「赤黄色の金木犀」は、自然に歌を聴いていて、自然に口ずさんでいて、何度もリピートして聴いていたのに、歌詞カードを見たときに驚きがありました。





言葉の深さに、おののいてしまいます。





CDショップで『フジファブリックの新曲だ』と見つけて、条件反射で買った一枚。

期待はずれじゃない名曲です。


written by 水瀬次郎

フジファブリック「若者のすべて」 夏の日差しと翳りに包まれた青春のすべて







2 件のコメント:

  1. 金木犀と書いて「キンモクセイ」と読むのですね。読めなかったです。

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    1. キンモクセイを知っていても漢字では馴染みが薄いですよね。タイトルの漢字を見たとき『文学的だな』って思いました。

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