"When 完璧なタイミングを科学する"
「完璧なタイミングを科学する」を読みました。
世の中には「How To」が、あふれていますよね?
「どうやればいいの?」
この著作では、「When To」です。
「いつやるといいの?」
極端な言い方をすれば、「どうやって成功するか」ではなく「いつやれば成功するか」。
タイミングですね。いつ。
「タイミングは科学的な根拠をもとにして、説明できる」という内容です。
著者・ダニエル・ピンクとは?
「モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか」で知られている作家です。
アメリカ、ビル・クリントン政権でロバート・ライシュの補佐官を務めていました。
さらには、アル・ゴア副大統領の首席スピーチライターを務めたことでも知られています。
卓越した文章構成で、読み手を魅了する作家です。
内容は、実験的かつ科学的根拠に満ち溢れた野心作と言っても過言ではないテーマ。
語り口は静謐な印象です。
喧騒あふれる都会でも、清閑な自然の中でも、じっくり読書を堪能できる著作です。
翻訳者・勝間和代
「When 完璧なタイミングを科学する」は、
・ダニエル・ピンク 著
・勝間和代 翻訳
です。
この本が出版された当時、TOKYO MXテレビの「バラいろダンディ」に出演されていた勝間和代さんが、みずから「この本が、すごい」と絶賛していました。
正確な紹介の言葉は、明確には覚えていないのですが、
「どんなことでもタイミングが大切」
「タイミングがすべて!」
と熱く語っていました。
もう、ハッキリと、テーマがすごいわかりやすくて、
「これからはハウツーじゃない、ホエンツーなんです!!!」
と。
ホエンツー = When to 「いつ」
と、いうことです。
同じことを、同じ人がやっても、タイミングで結果が変わってしまうというもの。
成功と失敗のタイミングについて、「あちゃー」な思いをしたことがある方なら、ドンピシャで『そういうことだったのか』と視野が広がると思います。
written by 水瀬次郎
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