2021年3月18日木曜日

千の扉 突き抜けた崎谷サウンドをストリングス冴えるアコースティックバージョンでも

 千の扉


作詞 有木林子         作曲 編曲 崎谷健次郎





この曲「千の扉」は、1989年発売のアルバム「Kiss of Life」の一曲目。


当時、まだまだ『新しい存在』だったCDで聴いた瞬間、ぶわっと眩しい何かを感じました。


あれは、たんに自分の若さゆえの眩しさなのか、いよいよバブル絶頂を迎える日本の高揚感だったのか、いえいえ崎谷健次郎さん自身の音楽が輝きを増していった完成度の高さゆえでしょう。


アルバムではハウスサウンド全開で軽快さがあふれています。すさまじい解放感だったのを覚えています。


現在、崎谷健次郎公式チャンネルimpressionで聴くことのできるライブバージョンは、緊張感と焦燥感さえも感じることができます。いい意味での緊張というか。ストリングスとピアノという組み合わせだからこそでしょう。





ハウスでもディスコでもなく、アコースティックならではの音楽。アルバム発売当時の曲調とは正反対です。極端に違うのに、最高の仕上がり。素晴らしい編曲と演奏です。


いまなお、すさまじく新鮮に聴こえます。





JewelryよりMemory きらめく崎谷サウンドの決定版



written by 水瀬次郎


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