2026年1月18日日曜日

2025年の企業倒産が2年連続で1万件超え!「人手不足」の正体は賃金不足?掲示板に渦巻く本音と零細企業の限界


2026年が幕を開け、昨年の経済実態を裏付ける衝撃的なデータが公表されました。東京商工リサーチの発表によると、2025年の全国企業倒産件数は2年連続で1万件を突破。特に「人手不足」を理由とした倒産が過去最多水準を記録しています。

しかし、このニュースに対するネット上の反応は冷ややかです。「人手不足ではなく、単なる奴隷不足ではないか?」という厳しい声が相次いでいます。今回は、2025年の倒産データの裏側にある真実と、掲示板に渦巻く労働者の本音、そしてこれからの生存戦略について解説します。

1. 2025年の企業倒産件数が1万件を突破。4年連続増加の衝撃的なデータ

2026年1月に発表された最新データによると、2025年の企業倒産(負債1,000万円以上)は1万300件に達しました。これは2013年以来、12年ぶりの高水準です。

2025年 倒産データの要点

項目数値(2025年実績)前年比
倒産件数10,300件2.9%増
負債総額1兆5,921億円32.0%減
負債1億円未満の割合76.6%過去30年で最高

このデータから読み取れる最大の特徴は、**「小・零細規模の倒産が主役」**であることです。大型倒産は減っている一方で、街の小さな会社や工場が、音を立てて崩れ去っている現状が浮き彫りになりました。


2. 「人手不足倒産」は嘘?掲示板で指摘される「奴隷不足」と「賃金不足」の実態

メディアは「人手不足で仕事が回らず倒産」と報じますが、掲示板(5ch等)では全く異なる視点の書き込みが目立ちます。

「人手不足とか言ってる企業は、安い賃金で人を雇いたいだけ。年収1000万円で募集してみなよ、人は殺到するから。」

「人手不足× 奴隷不足○」

これらは単なる愚痴ではありません。経済の構造的な欠陥を突いています。

  • 「賃金不足」への言い換え: 多くのユーザーが指摘するのは、**「適切な対価を払えないビジネスモデルの限界」**です。物価が上がる中で、据え置きの低賃金で働いてくれる「都合の良い労働者」がいなくなったことを「人手不足」と呼んでいるのではないか、という不信感です。

  • 中抜き構造の弊害: 大企業が利益を確保し、下請けの中小零細にコストを押し付ける構造。掲示板では「上が抜きすぎて下に金が回らない」という怒りの声が絶えません。

  • 「代わりはいくらでもいる」の末路: 氷河期世代を切り捨て、非正規雇用を増やしてきた結果、若者からも「選ばれない国・職場」になったツケが回ってきています。


3. なぜ今なのか?倒産を加速させた「3つの負の連鎖」

2025年にこれほど倒産が増えた背景には、人手不足以外にも複数の要因が重なっています。

① ゼロゼロ融資の返済期限と過剰債務

コロナ禍での無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)で延命した企業の多くが、返済原資を確保できず、ついに力尽きました。「借りるだけ借りてトンズラ(計画倒産)」を疑う厳しい意見も散見されます。

② 円安・物価高・「トランプ関税」の影

2025年も続いた円安による輸入コスト増。さらに、アメリカのトランプ政権復活による関税リスクや中国経済との冷え込みが、日本の製造業や小売りをじわじわと追い詰めています。

③ 地方の衰退と「シャッター通り」の加速

「まじで地域の店が軒並み潰れていく。スーパー、本屋、定食屋。シャッターだらけでもうめちゃくちゃだ」

この書き込み通り、地方では**「労働者の絶対数不足」「消費者の減少」**が同時に起きています。地方の中小サッシ製造会社(掲示板ID:1r3yneAi0氏の懸念)のような、地域インフラを支える企業ほど、深刻な状況にあります。


4. 「人手不足」を言い訳にする経営者と、勝ち残る企業の差

今、経営者には「他責思考(人手が足りない、政府が悪い)」から「自責思考(どうすれば選ばれるか)」への転換が求められています。

  • 生産性の向上(DX/AI): 「昔ながらの手作業」に固執し、人を安く使うことで利益を出してきた企業は、今の労働市場では生き残れません。

  • 「労働搾取」からの脱却: ユニクロのような初任給30万円超えを打ち出せる企業と、最低賃金に張り付く企業で、人材の二極化が加速しています。

  • 福利厚生と「帰属意識」: 非正規や外国人に頼り切り、社員を大切にしてこなかった企業は、危機の際に真っ先に人が逃げ出します。


5. 結論:2026年以降、倒産ラッシュは「健全な代謝」となるか

1万件を超える倒産は、日本経済にとって「終わりの始まり」なのでしょうか?

掲示板の一部では、**「ゾンビ企業の淘汰は、生産性の高い企業へ人材が移動するための必要なプロセスだ」**という冷徹ながらも合理的な意見も出ています。

  • 生存の条件: 2026年を生き抜くには、コスト増を適切に価格転嫁し、労働者に還元できる「強いビジネスモデル」への転換が不可欠です。

  • 労働者の視点: 「潰れるべき会社」を見極め、自分自身のスキルをどの「勝ち組」に投資するかが重要になります。

2025年の1万件突破は、これまでの日本の「安すぎる労働力」に依存した経済が、ついに限界を迎えた証拠だと言えるでしょう。


「自分の会社は、2026年を生き残れるのか?」

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あなたは今の「人手不足倒産」のニュースをどう感じますか?あなたの職場の現状をぜひ教えてください。


written by 仮面サラリーマン

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