原題:ドレミの歌 心はロンリー気持ちは「・・・」
♪ドはドゥーンのド
レはレ・レ・レのレ
ミは見たなのミ
ファはブラックデビルのファ
ソはそんなアホな
ラはかまへんライダー
シは知っとるけ?
さぁ歌いましょう
同世代、もしくは少し上の世代の人に話をふっても通じない。
なぜだ?
冒頭の歌は、フジテレビ系列で放送された明石家さんま さん主演のドラマ『心はロンリー気持ちは「・・・」 』の中で歌われたものです。
『心はロンリー』シーリズは年1回放送、全部でパート11まであり、さんまさんと毎回異なるヒロインによる恋愛をテーマにしたドラマ・・・・・・であるものの、その画面には本編とはまったく関係ないギャグ がふんだんに散りばめられたバラエティドラマです。
<ギャグの例>
・テロップで「すいません。と言って下さい」 と出ると、ちょうど「すいません。」と言ったぐらいのタイミングでウエイトレスさんがやってくる 。
・動物のはく製が本物の動物 。
・『オレたちひょうきん族』で使用されたギャグ が出てくる。
などなど。
ただ、これらにツッコミが入ることは一切なし 。
ということで、冒頭のドレミの歌です。
パートいくつで歌われたのかは忘れましたが、『The Sound of Music』でDo-Re-Miを子どもたちに囲まれて歌うのと同じように緑の丘で、さんまさんとヒロイン+子ども2人の家族4人が手を繋いで歌いながら丘の上から下ってくる 。で、歌い終わったら丘の上に駆け上がりまた手を繋いで歌いながら下ってくる ・・・・・・を何回か繰り返す、というものです。最後は息切れしており、「さぁ(「もう?」だったかな?)歌いません!」で終わり。
で、ひょうきん族世代の方々ならばドからシまで元ネタが何か わかりますよね?
<参考>
ド
ミ
ファ
VIDEO
VIDEO
ラ
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シ
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【2025年11月加筆】 [Updated Nov 2025]
ブログ記事「ドレミの歌 心はロンリー気持ちは『・・・』」を読んだ方へ、次に知っておくとより深く楽しめる情報を、2025年11月時点の最新情報を交えてご紹介します。この記事では、明石家さんま主演の異色ドラマシリーズ『心はロンリー 気持ちは「・・・」』の歴史、演出の特徴、最新作『FINAL』の内容、そして今後の展望までを網羅的にまとめました。
『心はロンリー 気持ちは「・・・」』とは?
1984年にフジテレビでスタートしたこのシリーズは、明石家さんまさんが主演を務める単発ドラマで、恋愛ドラマの体裁を取りながらも、随所にナンセンスなギャグやパロディが散りばめられた異色の作品です。略称は「心ロン(こころん)」。
本筋のストーリーとは無関係なギャグが背景やセット、エキストラの動きにまで仕込まれており、視聴者がそれを見つけて楽しむという“発見型”の笑いが特徴です。ギャグの密度が高く、ストーリーを追うことが困難になるほどですが、それこそがこのシリーズの本質とも言えます。
演出と制作陣のこだわり
このシリーズを支えてきたのが、総合演出の三宅恵介氏と脚本の君塚良一氏。三宅氏は『オレたちひょうきん族』の演出でも知られ、さんまさんとのタッグは40年以上にわたります。君塚氏は『踊る大捜査線』や『教場』などの脚本も手がける実力派で、シリアスな物語にギャグを織り交ぜる絶妙なバランス感覚が光ります。
ギャグ考案には、大岩賞介氏、藤沢めぐみ氏、そしてさんまさん自身(杉本高文名義)も参加しており、制作陣の遊び心が随所に反映されています。
歴代シリーズ一覧と放送履歴
シリーズは以下の通り、1984年から2024年までに全12作が制作されました:
心はロンリー 気持ちは「・・・」I(1984年)
II(1985年)
III(1986年)
IV(1987年)
V(1988年)
VI(1989年)
VII(1990年)
VIII(1991年)
IX(1992年)
X(1997年)
XI(2003年)
FINAL(2024年)
最新作『FINAL』(2024年放送)
2024年4月27日に放送された『FINAL』は、21年ぶりの新作であり、シリーズの完結編と位置づけられています。主演はもちろん明石家さんまさん。今回はベテラン刑事・轟木竜二として、定年を控えた最後の事件に挑む姿が描かれました。
ヒロインには川口春奈さんが起用され、轟木の娘役を演じています。さらに、さんまさんの元妻役として吉田羊さん、大竹しのぶさんとの27年ぶりの共演も話題となりました[^1^][^24^]。
冒頭から『踊る大捜査線』のBGMを使った「犬顔警察署」など、パロディ満載の演出がSNSでも大きな反響を呼びました。
見逃し配信・再放送の予定(2025年11月時点)
2025年11月現在、フジテレビ公式サイトやTVガイドなどでは『FINAL』の再放送予定は発表されていません[^1^][^13^][^14^]。ただし、過去作の一部はDVD化されており、Amazonなどで購入可能です。ただし、権利上の問題で一部シーンがカットされていることもあるため、完全版を望む方は注意が必要です。
なぜ「・・・」なのか?タイトルの裏話
初回放送時、タイトル案は「心はロンリー、気持ちはガンジー」でした。しかし、放送直前にインディラ・ガンディー首相が暗殺されたため、急遽「・・・」に変更されたという逸話があります。
今後の展望とファンへのメッセージ
2024年の『FINAL』でシリーズは完結とされていますが、さんまさんと三宅氏の関係性、そしてファンの熱い支持を考えると、何らかの形で“心ロン的”な作品が再び登場する可能性もゼロではありません。
また、2022年のラジオ番組『MBSヤングタウン』では、さんまさんが「新作の構想がある」と語っていたこともあり、今後の動向に注目が集まります。
まとめ:『心ロン』をもっと楽しむために
このシリーズは、単なるドラマではなく「視聴者参加型のギャグ探しゲーム」とも言える作品です。背景の小道具、エキストラの動き、セリフの裏に隠された笑いを見つけることで、何度でも新しい発見があります。
もしまだ『FINAL』を観ていない方は、ぜひチェックしてみてください。そして、過去作を振り返ることで、さんまさんの笑いの哲学や、テレビ演出の進化を感じることができるはずです。
ブラックデビルの映像が懐かしいです。
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