フジファブリックの「銀河」の発売が待ち遠しかったのは、いよいよの冬だからです。
四季盤、しめくくりの冬盤。
四季シリーズ、
・春「桜の季節」
・夏「陽炎」、
・秋「赤黄色の金木犀」
と名曲ばかりが続いて、おそろしいくらいにもう期待しかありません。
てっきり『冬だからクリスマスソングかなあ』と安易に考えていた自分もいました。
結果は、年を越して、2月の発売。
イントロのギターカッティングの激しさにノックアウトというか、季節というより宇宙でした。タイトルも「銀河」です。
初めからPVで味わいました。
走る、踊る。
私が好きなPVの二大要素を兼ね備えているのも、歓喜の理由。
ただし。
「銀河」が圧倒的なのは、走った後の「ゆっくりとした歩き」があり、ダンスの中に「静止」があることです。
走っているときも素晴らしいのですがそれ以上に、止まって、ゆっくりと歩いているところが印象的。
なんといっても、ダンスそのものがピタッ!
長い休符で止まり続けたり、パッと崩れ落ちたり。
いったい何回リピートして見たことでしょう。
銀河は「フジファブリックの四季盤~」みたいな枠組みからポーンと飛び出していて、ああ突き抜けてるなあと感動しました。
軌道に乗って逃げるのか軌道に沿って流れるのか。
思わず『どこ?どこ!』とUFOを探してしまいます。
歓喜の一曲!
すてきな銀河を! VIVA!!
written by 水瀬次郎
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