2024年5月14日火曜日

日本経済が本当は凄いという人もいます。 令和最初に読み終わった本  Some people say that the Japanese economy is really amazing. Reiwa The first book you finished reading

「平成最後の読書」か「令和最初の読書」のどちらなるか分かりませんが読み始めました。
I don't know if it's "the last reading in Heisei" or "the first reading in Reiwa", but I started reading.




結果的に令和最初に読み終わった本になりました。
2011年から2013年にかけての著者の山口正洋さんのメルマガの内容が中心となって再編集されています。民主党政権時代に書かれたこともあり悲観論に対する反論が主な内容です。

1章【アメリカ経済編】ああアメリカ!復活の日は近いか?
2章【中国経済編】経済スローダウンは本物、バブル崩壊は近い!
3章【欧州経済編】欧州危機に大揺れの新興国、日本も無縁ではいられない
4章【投資編】為替、株式投資の仕組みのノウハウを伝授
5章【日本経済編①】円高も震災も乗り越えた底力を検証する
6章【日本経済編②】「日本経済が崩壊する?」そんなデマは信じてはいけない!
As a result, it became the first book I had read.
The content of the e-mail newsletter of the author, Masahiro Yamaguchi, from 2011 to 2013 has been re-edited. Since it was written during the Democratic Party of Japan, the main content is a counterargument to pessimism.

Chapter 1 [American Economy] Oh America! Is the day of resurrection near?
Chapter 2 [China Economy] The economic slowdown is real, and the bubble burst is near!
Chapter 3 [European Economy] Japan, an emerging country that has been shaken by the European crisis, cannot be unrelated.
Chapter 4 [Investment] Teaching know-how on the mechanism of foreign exchange and stock investment
Chapter 5 [Japanese Economy (1)] Verifying the strength to overcome the strong yen and the earthquake
Chapter 6 [Japanese Economy (2)] "Does the Japanese economy collapse?" Don't believe such hoaxes!


印象に残ったこと
What impressed me

著者の山口正洋さんは、かねてよりEUの構造的な欠陥をご指摘しています。ブレグジットの国民投票の前の本ですが、そこに横たわる問題が解説されています。
The author, Masahiro Yamaguchi, has long pointed out structural flaws in the EU. This is a book before the Brexit referendum, but it explains the problems that lie there.

【2024年5月加筆】 [Updated May 2024]

日本経済の現状

経済成長

2024年1-3月期の実質GDP成長率は前期比-0.5%(年率換算-2.0%)と、2四半期ぶりのマイナス成長となりました1。内需が4四半期連続でマイナスとなり、景気が足踏み状態にあることが示されています1

賃金と雇用

春闘での賃上げ率の大幅引き上げにより、実質賃金は2024年7-9月期にプラス転換する見込みです2。2023年度の一般労働者の所定内給与は前年比+1.8%でしたが、2024年度には同+3%台半ばまで高まると予測されています2

物価と消費

物価高による内需の低迷が続いており、個人消費は弱含んでいます3。特に、コロナ禍明け後のサービス需要の回復が一巡し、実質賃金の低迷が影響しています3

日本経済の展望

経済成長の見通し

2024年度の実質GDP成長率は+1.0%、2025年度は+1.4%と見込まれています2。定額減税や自動車の挽回生産、インバウンド需要の増加、高水準の家計貯蓄、シリコンサイクルの回復などが日本経済の下支え要因となるでしょう2

金融政策

日本銀行は経済・物価情勢を注視しつつ、緩やかなペースで追加利上げを実施する見込みです2。2024年10-12月期に短期金利を0.25%に引き上げ、2025年以降は年0.50%(年2回)のペースで利上げを行うと予測されています2

外需と輸出

自動車の海外生産の拡大が輸出の抑制要因となっています4。また、円安の進行が日銀の追加利上げを迫る要因となっています4

まとめ

日本経済は現在、内需の低迷や物価高の影響を受けているものの、賃金の上昇やインバウンド需要の増加など、いくつかのポジティブな要因も見られます。今後の経済成長には、金融政策の動向や外需の変動が大きな影響を与えるでしょう。

このように、日本経済は多面的な要素が絡み合っており、今後の動向を注視することが重要です。

4: 日本総合研究所, 2024年5月号 2: 大和総研, 2024年5月23日 3: 三菱UFJリサーチ, 2024年5月8日 1: 三菱UFJリサーチ, 2024年5月20日

他に知りたいことがあれば、ぜひ教えてください!



written by 仮面サラリーマン


オリジナル投稿:5月14日

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