What is the Snow Palace? First in Japan! Doi Toshitsura, the lord of the Furukawa domain, who observed snowflakes under a microscope
桜の季節に舞う雪
Snow dancing in the cherry blossom season
4月に雪が舞うことは、意外とあったような?と。うろ覚えなのですが。とはいえ、ちらほらと優雅に雪の結晶が舞い散りながら空中で溶けていく印象が強いです。
さて。 4月10日の水曜日。
『まさか積もる!?』と心配もしましたが、こちらは予報通りに雨だけでした。
その一方で、関東北部山あいだけでなく、東京西部などでも雪が降ったもよう。
日光いろは坂でも積雪。奥日光の積雪は、20cmだとか。
つい先日、気温20度を超えて、初夏のような陽気でしたから、この気温差は厳しいです。
さて、雪と言えば、思い出しました。それが「雪の殿様」のこと。
そこで「雪の殿様」のことを、書いてみたいなと思います。
Is it surprising that the snow flutters in April? When. I remember it.
However, I have a strong impression that snowflakes are gracefully scattered and melted in the air.
Now. Wednesday, April 10th.
"No way! ?? I was worried, but it was only raining as expected.
On the other hand, it seems that it snowed not only in the mountains of the northeastern part of Kanto but also in the western part of Tokyo.
Nikko Irohazaka also has snow. The amount of snow in Oku-Nikko is 20 cm.
Just the other day, the temperature exceeded 20 degrees Celsius, and it was as cheerful as early summer, so this temperature difference is severe.
Well, speaking of snow, I remembered it. That is "Snow Palace".
So I would like to write about "Snow Palace".
雪の殿様とは?
What is the Snow Palace?
古河藩主。土井利位。
「どいとしつら」と読みます。「雪の殿様」と呼ばれています。
雪の結晶を観察し、記録していました。
Furukawa feudal lord. Doi Toshitsura.
Read "Doito Shitsura".
He is called "Snow Palace".
I was observing and recording snowflakes.
今朝の東京の初雪は、54年ぶりなんだそうです。本当にびっくりしましたね。画像は、江戸時代の下総古河藩主土井利位が刊行した雪の結晶、観察記録、雪の効用に関する文書の「雪華図説」です。#雪華 #初雪 pic.twitter.com/Nrh8HD9SXg— 国立公文書館 (@JPNatArchives) 2016年11月24日
日本で初めて雪の結晶を顕微鏡で観察した人物
The first person in Japan to observe a snowflake with a microscope
古河藩主・土井利位は、
日本で初めて雪の結晶を顕微鏡で観察した人物です。
観察の集大成が、「雪華図説」
「雪華」は、雪の結晶のこと、土井利位によって名付けられました。
Doi Toshitsura, the lord of the Furukawa domain,
He was the first person in Japan to observe snowflakes under a microscope.
The culmination of observations is "Sekka Zusetsu"
"Yukika" is a snowflake, named by Doi Toshitsura.
土井利位 [Public domain]
美しいデザイン。
このデザインは、庶民の暮らしにも浸透していきました。
「雪華」の図柄は着物にも取り入れられて、大流行。
そこから江戸の人たちに「雪の殿様」と呼ばれています。
Beautiful design.
This design has permeated the lives of ordinary people.
The "Yukika" pattern has been incorporated into kimonos and is very popular.
From there, the people of Edo call it "Snow Hall".
皆様のところは雪はどうですか。— 東河むつみ@下総地域ご当地応援サイト・あずまの国のその東 (@azumanokuni) 2019年2月9日
雪といえば古河。下総国古河藩の第4代藩主、土井利位が著した雪の結晶の観察書「雪華図説」の故郷です。雪華模様はすっかり北○道に取られた感があるけど、実は茨城県古河市のシンボルなのです。
画像は古河で販売されている「雪華ハンカチ」。他にも雪華グッズ有ます pic.twitter.com/8lMHUabLu7
そして毎年、雪が降るとツイートしている当館収蔵資料を今回もあげておきます。『雪華図説』、雪の殿様の愛称で知られている土井利位が雪の結晶を観察し、その模様をまとめた図鑑です。#雪 #結晶 #snowflake https://t.co/V85YhLidBR pic.twitter.com/y9kDgEQnJ2— 印刷博物館 PrintingMuseum (@PrintingMuseumT) 2019年1月12日
なお、雪の結晶の観察には、古河藩家老も協力しています。
その名は、鷹見泉石。家老であり、蘭学者です。
国宝の肖像画にも描かれている人物です。
渡辺崋山筆 鷹見泉石像
鷹見泉石については、また別の機会に。
↓
こちらの記事です。ぜひ読んでみてくださいね?
The Furukawa feudal lord also cooperates in observing snowflakes.
Its name is Senseki Takami. He is a priest and a Dutch scholar.
He is also depicted in portraits of national treasures.
Watanabe Kazan brush Senseki Takami stone statue
About Takami Senseki, on another occasion.
↓
This article. Please read it, right?
ヤン・ヘンドリック・ダップル!
そのサムライは鷹見泉石で絵のモデルにも
現代の一夜城!?桃の花と古河城が美しく調和!
written by 水瀬次郎
オリジナル投稿:2019年4月11日
4月から再放送が始まった大河ドラマの葵三代で初代藩主の利勝公が活躍しますね。
返信削除活躍しますね。葵三代はまさに大河ドラマという風格です。再放送見たくなりました。
削除雪の結晶、こんなに緻密に描いていたなんて、すごいですね~(*_*)
返信削除雪の結晶の美しさは、とても和みます。
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