2024年7月22日月曜日

水戸城の再建と整備の進捗:歴史と未来への歩み

原題:水戸城じわじわ整備と再建 


水戸に城がある』のは、知識として知っています。
近くを通ることもあるのですが、いまひとつピンとこないのも事実です。
それもそのはず。
水戸城は、土塁の城なのでした。
いわゆる石垣は、ない、か、あっても、きわめて少ない。
関東の城は、そういうタイプが多いです。
ただし、整備されている景観を見ると、土塁でも「城だなあ」と感じることができます。
水戸城の大手門が再建されました
近くまで行くのに、その場所は・・・
なのでネットで写真を見てます。
予想していたよりも『かなり大きい』と思いました。
しっかりと、木造建築です。





天守閣?

三階建て。 ← 三重五階だそう? 
櫓? 天守?
水戸城を象徴する建物です。
それがこちら。


1945年の空襲で焼けてしまっていますが、写真には残されていますね。
「物見」と呼ばれていたらしいです。
徳川御三家のひとつ、水戸藩。
歴史や郷土史で学んでいますが、実際の水戸城は街に溶け込みすぎています。
まさか大人になってから、こんなふうに再建されて「お城っぽく」なるとは思いませんでした。


【参考サイト】











【個人的には土浦城が好きです】


【2024年7月加筆】 [Updated Jul 2024]

水戸城の歴史と再建の歩み

水戸城は、平安時代末期に馬場資幹が現在の本丸付近に居館を構えたのが起源とされています。その後、江戸時代には徳川御三家の一つである水戸徳川家の居城として栄えました。特に徳川光圀(通称:水戸黄門)によって知られています。

再建の背景と進捗

大手門の復元

水戸城の大手門は、江戸時代初期の様式を残す古風な城門で、国内屈指の規模を誇ります。平成21年(2009年)に茨城県坂東市の万蔵院で大手門の扉が発見されたことを契機に、地元有志が「水戸城大手門復元の会」を設立し、復元のための基金を募りました1。その結果、令和元年(2019年)に大手門が完成しました。

二の丸角櫓の復元

大手門に続き、二の丸角櫓の復元も進められています。こちらも伝統工法を用いて復元され、2020年9月に完成しました1

最新の整備状況(2024年7月時点)

2024年7月時点では、以下の整備が進行中です。

本丸の整備

本丸の整備は、歴史的な資料を基に進められており、特に御三階櫓の再建が注目されています。御三階櫓は、かつて天守に相当する建物であり、その再建は水戸城の象徴的な復元となります。

城内の発掘調査

城内では、発掘調査が継続的に行われており、新たな発見が期待されています。特に、江戸時代の遺構や生活用品などが発見されることで、当時の生活様式や城の構造がより明確になるでしょう。

観光情報とイベント

観光スポット

水戸城跡は、観光スポットとしても人気があります。特に大手門や二の丸角櫓は、写真撮影スポットとしても人気です。また、城内には歴史資料館があり、水戸城の歴史や復元の過程を学ぶことができます。

イベント情報

2024年には、水戸城の復元を記念したイベントが多数開催される予定です。特に、夏には「水戸城夏祭り」が開催され、地元の特産品や伝統芸能が楽しめます。また、秋には「水戸城歴史ウォーク」が開催され、ガイド付きで城内を巡ることができます。

水戸城の未来

水戸城の整備と再建は、地元住民や観光客にとって重要なプロジェクトです。今後も発掘調査や整備が進められ、さらなる復元が期待されています。また、地元の教育機関や観光協会と連携し、歴史教育や観光振興にも力を入れていく予定です。

まとめ

水戸城の整備と再建は、歴史的な価値を持つプロジェクトであり、地元住民や観光客にとって重要な意味を持っています。2024年7月時点の最新情報を基に、今後の整備計画や観光情報を提供しました。水戸城の復元が進むことで、さらに多くの人々がその歴史と魅力を感じることができるでしょう。

1: 水戸城の復元と整備




written by 水瀬次郎
オリジナル投稿:2020年7月22日

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