2022年3月27日日曜日

年金手帳の廃止?切替? 再交付の場合は手帳でなく基礎年金番号通知書が発行されます



 現在、日本年金機構のホームページには、

令和4年4月から年金に関する制度改正のお知らせ

が出ています。


ポイントは6つ、

  • 繰下げ受給の上限年齢引上げ
  • 繰上げ受給の減額率の見直し
  • 在職老齢年金制度の見直し
  • 加給年金の支給停止規定の見直し
  • 在職定時改定の導入
  • 国民年金手帳から基礎年金番号通知書への切替え

  • 二回読んでみましたが、困惑する内容もありました。正確に読み取れたかどうかあやしいですね。解釈の余地もある気がします。なのでわかりやすいところだけ取り上げると、


    国民年金手帳から基礎年金番号通知書への切替え


    ここかな、と。



    具体的にどういう感じ?国民年金手帳から基礎年金番号通知書への切替え


    国民年金手帳は「新しく発行されない」「新しく再交付されない」となります。

    すでに持っている人にとっては、ピンと来ないかもしれませんが、私は引越しの時に『どこかにあるはず、でも、すぐに出せない!』という経験があって「再交付」してもらったことがあります、だから『もう再交付できないんだな』と思いました。


    これからは基礎年金番号通知書が発行されます。発行されるのは「新しく加入~」の人と、「再交付して~」の人です。

    すなわち、


    すでに年金手帳を持っている人に基礎年金番号通知書は発行されません。


    ん?


    そうなんだ。





    いまもうすでに年金手帳が交付されている人は引き続き手帳を大切にしましょう、ということになりますね。

    新たに加入する人は、手帳はなくて基礎年金番号通知書のみが発行される、ということです。よね。




    番号通知書という表現がマイナンバーの個人番号通知書に似ている気がします。

    マイナンバーの普及とアップデートに伴って、今後も改正は行なわれていきそうだなと感じています。










    written by 水瀬次郎 


    2 件のコメント:

    1. 銀行の通帳のようにコストダウンが目的なのでしょうか?

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      1. コストだとどのくらい効果があるんでしょうね。

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