相場の極意：懇意の人にも見せられない秘密の投資戦略

原題：「たとえ懇意の間柄の人であっても見せてはならない」相場の極意を読破しました。

20数年ぶりに「相場道の極意」を本棚から引っ張り出しました。

「本間宗久相場三昧伝」を5月に20数年ぶりに本棚から引っ張り出して精読しました。

本間宗久相場三昧伝とは

江戸時代の米商人で、酒田・大坂・江戸での米の商いで莫大な富を得たとされる本間宗久が残した秘伝書とされています。

読破して思ったこと

全89章をすべて読破というか、半年間掛けてパワーポイントに入力しました。1章から精読すると89章の終わりに行くに従って、この本が相場道の極意と言われるのが何となく分かって来ました。

【2024年12月加筆】
[Updated December 2024]

1. 2024年12月の株式市場の動向

1.1. 12月の株式市場の特徴

12月は、株価動向に影響を与えるイベントが数多くあります。特に、11月に手仕舞った米国ヘッジファンドが買い戻しに動く一方で、個人投資家の節税対策売りも出やすく、値動きが荒くなる傾向があります¹。また、12月20日頃から始まる「掉尾の一振（とうびのいっしん）」と呼ばれる現象も注目されます。これは、年末に向けて株価が上昇する傾向を指します¹。

1.2. 2024年の市場予測

2024年12月の株式市場は、過去最高値を記録する好調な年を迎えています。S&P 500指数はすでに50回以上の過去最高値を更新し、ダウ平均株価やナスダック100指数もそれに続いています²。この結果を受けて、投資家の間では年末に向けてさらなる上昇が見込めるとの期待が広がっています²。

2. 投資戦略の提案

2.1. 歴史的データに基づく戦略

12月は、特に中型株（S&P MidCap 400）や小型株（SmallCap 600）が市場平均を上回る成績を記録しています。また、ユーティリティ、工業、素材、金融などのセクターが高いリターンを上げる傾向があります²。選挙イヤー特有の上昇期待もあり、1950年以降、選挙イヤーの12月は平均で1.3%の上昇を記録しています²。

2.2. サンタクロースラリーの活用

年末特有の「サンタクロースラリー」も注目です。この現象は、12月末の最終5営業日と年初2営業日で株価が上昇する傾向を指します。1950年以降、この期間にS&P 500が約80%の確率で上昇しており、平均リターンは2.58%とされています²。

3. 個別銘柄の選定

3.1. 12月の好調銘柄

12月相場で成績が好調だった個別銘柄として、「扶桑電通＜7505＞」「京葉瓦斯＜9539＞」などが挙げられます¹。これらの銘柄は、12月の相場で特に相性が良いとされています。

3.2. ボーナス月の影響

12月はボーナス月でもあるため、個人投資家の投資資金が増えることが予想されます。個人投資家の資金量が増えることも、成績が好調となる要因の一つといえるでしょう¹。

4. リスク管理と注意点

4.1. 短期的なボラティリティ

短期的には、関税リスクや市場のボラティリティが懸念されますが、基礎的な経済状況は引き続き市場をサポートしています²。特に、新政権の経済政策が市場に与えるポジティブな影響が注目されています²。

4.2. 投資判断の重要性

歴史的なデータと現在の市場状況を考慮すると、「トレンドに従うこと」が重要です。モメンタムを維持し、トレンドに従うことで、年末年始のリターンを最大化する戦略を検討してみてはいかがでしょうか²。

5. まとめ

12月は歴史的に安定した上昇が期待できる月であり、現在の強気相場を考えると投資家にとって絶好の機会が広がっています。選挙イヤーの特性や年末特有の季節性効果も追い風となりそうです。短期的なボラティリティに注意しつつ、トレンドを見極めながらポジションを取ることで、年末年始のリターンを最大化する戦略を検討してみてください。

この情報が、次の投資判断に役立つことを願っています。何か他に知りたいことがあれば、いつでもお知らせください！

¹: All About 株式戦略マル秘レポート ²: Kekke 12月の株式市場の動向 ³: 日経平均株価の2024年12月末までの値動きを予測

written by 仮面サラリーマン

オリジナル投稿：2019年12月6日